熊本県で標高の高い阿蘇エリアには、11のゴルフ場が点在しています。コロナ禍以降、海外からのゴルフツアーの需要が過熱しています。その需要を取り込もうと熊本県外や海外資本が新たに参入しています。
【写真を見る】ディスカウント大手「トライアル」や韓国資本が参戦! ゴルフ天国 熊本阿蘇のゴルフ場ビジネス最前線
■あの「トライアル」がゴルフ場経営に――
熊本市内から1時間足らずにある「トライアルゴルフ&リゾート南阿蘇コース」
大手ディスカウントストアの「トライアル」がゴルフ場の経営に乗り出しました。
■ゴルフ天国・阿蘇――
ゴルフ客「ここものすごくきれいなんですよ」
18ホールのどこからでも望める阿蘇の山々。この絶景が強みになると考えました。
営業本部長 佐藤勇太さん「この雰囲気、景色の中でてぃーショットを打つというのはゴルファーにとっては最高の瞬間だと思う。国内のみならず世界中からここに期待と思うゴルフ場にしたい」
■海外からのゴルファーも熊本へ――
こう語る佐藤さんは今回の進出の責任者で、国内だけでなく、韓国や台湾からの客にも注目しています。
韓国ではプレー料金の相場が3万円から5万円。対する阿蘇地域は8000円程度と、安く魅力的なコースを目当てに海外からのゴルフツアーは年々需要が増しています。
■“安さ”が厳しさに?
この日は、新体制でのスタートに向けた従業員説明会でした。
35人いる従業員の雇用はそのまま継続します。ただ、人手は十分ではなく、加えて、強みでもある安さが運営の面では厳しさにもなります。
「実際はかなりきびしいですよ。運営としては。まずはかなり少ない人数でやっているんです」
■低料金→資金不足→コース整備に影響?
周辺のゴルフ場との低料金競争が資金不足につながり、コースの整備にも影響していました。
「ここがね・・なんで剥げているの?日陰?」
「人工芝も施工したときは良かったと思うんですけど、もう劣化して限界を迎えてはいます。」
「せっかくのスタートが台無しよ。これをきれいにしたい」
“コースの美しさは、おもてなしの心の現れ” 佐藤さんの持論です。着手できるところから再整備を進めます。
