今日のワイン選びがちょっと楽しくなる連載「ワインテイスティングダイアリー」。フィガロワインクラブ副部長・カナイが日々、ワインを求めて畑へ、ワイナリーへ、地下倉庫へ、レストランへ、セミナーへ……。美しいワインがどのように育まれるかの物語を、読者の皆さまにお届けします。

今回は日本で唯一「50 TOP ITALY 2026」に選出されたエノテーカ ピンキオーリ名古屋をご紹介。至高のイタリアワインと料理を求めて、名古屋へGO!

2025年、ユネスコ無形文化遺産に選ばれたイタリア料理。さらに「2026年はイタリア料理が熱い!」と言いたくなるトピックが、エノテーカ ピンキオーリ名古屋の「50 TOP ITALY 2026」選出だ。

名古屋駅から徒歩6分の高層ビル42階、眺望の素晴らしい空間にあるリストランテ「エノテーカ ピンキオーリ名古屋」。

この賞はイタリア国外のイタリアンレストランを覆面調査し、世界のトップ50を決める催し。日本では唯一のランクインとなった今回、受賞記念のメディアイベントに参加した。

店内は天井高のある広々とした空間。

エノテーカ・ピンキオーリは1973年、イタリア・フィレンツェで創業。ソムリエにしてワインコレクターのジョルジョ・ピンキオーリによるワインリストと料理長アニー・フェオルデのトスカーナ伝統料理を基調にした洗練されたレシピによって、93年にはミシュラン3ツ星を獲得。92年にはエノテーカ ピンキオーリ 東京をオープンし、2007年に名古屋店がオープンした。(東京店は2010年にクローズ)

会に先立っては、フランチャコルタ・コンソーシアムからウェルカムドリンクとしてフランチャコルタが提供され、マリオ・ヴァッターニ駐日イタリア大使が挨拶。

昨年は大阪・関西万博のイタリア政府代表も務めたマリオ・ヴァッターニ大使。フランス館と人気を二分した企画を手掛けた張本人だ。

今年は日伊国交樹立160周年ということもあり、さまざまな企画が進行中。エノテーカ ピンキオーリの『50 TOP ITALY 2026』への選出も、この動きを加速させる素晴らしい出来事だとアピールする。

素晴らしいイタリアワインと、日本の食材が出会う瞬間へ。

感動するのはそのワインリスト。世界的なコレクターであるジョルジョ・ピンキオーリ自らがセレクトした最高峰のワインだけを楽しめる、というコンセプトは名古屋でも変わらず、イタリアから直送されるボトルはまさに至高。

この日のペアリングはフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州から「幻のワイン」とも呼ばれる「ミアーニ シャルドネ」と、トスカーナ州でもグレートヴィンテージと言われる「アンティノリ ピアン・デッレ・ヴィーネ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2019」。このセレクションもエノテーカ ピンキオーリならでは。

また、料理を手がけるスタッフも俊英が揃う。統括調理長兼製菓長の島光平は「パネットーネ ワールド チャンピオンシップ2025」日本代表として世界大会出場、料理長を務める戸田直幸は2025年に「第3回マンチーニパスタコンテスト」にて最優秀賞を受賞した経歴の持ち主。イタリアの家庭料理的な伝統を受け継ぎつつ、三河湾、伊勢湾の魚介類、知多半島の野菜を中心に、日本各地から取り寄せた食材とイタリアの食材を組み合わせ、季節感を醸し出していく。

「毛ガニのカクテル バルサミコ酢の球体 クレソン」

「グリーンアスパラガスとマスの卵のマリネ じゃが芋と白ワインの軽やかなソース」

「葉野菜を包んだ緑のパスタ“ラザニェッタ” 淡路島産玉ねぎのベシャメルソース ナツメグの香りと共に」

「パスタフレスカ“タリアテッレ” クアトロフォルマッジ 生粒こしょうのアクセント」

「段戸山高原牛フィレ肉の串焼き 茄子 パプリカ ズッキーニ おかひじきとパルミジャーノレッジャーノ シチリア産オレガノとレモンのソース」

「シチリア風 カッサータ リコッタチーズのセミフレッドとビスコット レモンのクレマ」

「チョコレート No.9」

01 / 07

エノテーカ ピンキオーリでは6月30日まで、この受賞記念第一弾となる特別コースを提供中。選び抜かれたワインとメニューを堪能できる機会、ぜひ見逃さないで!

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