NIPPON EXPRESSホールディングス(HD)グループのNXオートモーティブロジスティクスアメリカ(NXAL)は4月15日、米国オハイオ州イーストリバティの本社敷地内で4号倉庫の竣工式を実施した。

<4号倉庫の外観>
20260515nx01 - NXHD/米国のグループ会社がオハイオ州に自動車産業向け新倉庫竣工

4号倉庫の延床面積は1万6762m2。

保管、輸出梱包、倉庫オペレーション機能を持ち、米国中西部での自動車関連物流需要の拡大に対応するとともに、生産拠点近接の立地を生かし、顧客に対する迅速かつ安定的な物流サービスの提供体制の強化につなげる。

NXALは1989年9月の設立以来、米国オハイオ州を拠点に、生産物流支援、入出庫・在庫管理、キッティング、輸出梱包、荷姿変換など、自動車産業を中心とした物流サービスを提供。

近年、米国の自動車産業ではEV生産の進展などを背景に取扱部品数が増加しており、生産拠点近接地での物流スペース確保と安定した物流オペレーションへのニーズが高まっていることから、NXALは本社敷地内で自社倉庫の拡張を進めている。

<倉庫内観>
20260515nx02 - NXHD/米国のグループ会社がオハイオ州に自動車産業向け新倉庫竣工

オハイオ州の自動車関連産業の集積地に位置し、生産工場に近接した立地を生かして輸送リードタイムの短縮と迅速な入出庫対応を実現。50基のドックドアを備えることから大量貨物にも効率的に対応でき、一部を高天井設計として将来的な立体保管や多様な貨物への対応も見据えている。

環境面ではLED照明や電動フォークリフトを採用しているほか、倉庫屋上への太陽光発電システムの設置工事も実施。

これにより、倉庫内電力需要の50%超を賄う計画で、CO2排出量の削減と持続可能な物流体制の構築を推進する。

今後は、DX技術の活用やAMR(自律走行搬送ロボット)の導入などを通じて、生産性向上と省人化の両立を図り、既存拠点との連携をさらに強化することで、取扱量拡大や多様化する顧客ニーズに柔軟に対応できる体制の構築を目指す。

■新倉庫概要
名称:NXオートモーティブロジスティクスアメリカ4号倉庫
所在地:13900 State Route 287, East Liberty, Ohio 43319
延床面積:1万6762.12m2
主要設備:ドックドア50基、LED照明、電動フォークリフト、太陽光発電システム(2026年度中稼働予定)

日本通運、コメリ/国際輸送で一貫パレチゼーション、海上コンテナ荷役は年1016時間減へ

Share.