フランスの「Dieppe le Tréport」で全62基のジャケット設置完了


出典:EMDT | Christophe Beyssier Ulrich Wirrwa

2026年6月30日、、EMDT(Éolien en Mer Dieppe Le Tréport)はフランスの「Dieppe le Tréport Offshore Wind Farm」で全62基のジャケット設置が完了したことを発表しました。風力タービン基礎のジャケット設置完了は重要な節目であるとともに、建設が計画通り順調に進んでいることを裏付けるものだと述べている。

ジャケット設置はDEMEの1,500トン吊りSEP起重機船「Innovation」によっておこなわれ、1基目のジャケットが設置されたのは2025年9月。1年弱にわたるジャケット設置作業でDSEP起重機船「Innovation」は、シェルブール(Cherbourg)と設置エリアとの間を32往復し、計62基のジャケット基礎を設置。

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出典:DEME

ジャケット基礎は、設置位置の水深に応じて高さ48~55mで重量は1,200トン。事前に打設した直径2.5m、最大長さ63mの基礎杭へジャケット下部を挿入して設置。スペインで製造されたジャケットは、フランスのシェルブールへ輸送された後、SEP起重機船「Innovation」の甲板上に積み込んで設置場所まで輸送がおこなわれました。

2026年6月からJan de Nulの1,500トン吊りSEP起重機船「VOLE AU VENT」によるSiemens Gamesa製の8MW風力タービン「SG 8.0-167 DD」を設置する作業が開始されており、8月中旬までには全62基のうち半数の風力タービンが設置される見込みだという。

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「Dieppe le Tréport Offshore wind farm」(ディエップ・ル・トレポール洋上風力発電所)は、フランス北西部のディエップ(Dieppe)から17km、ル・トレポール(le Tréport)から15.5km沖にSiemens Gamesaの「SG 8.0-167 DD」62基を設置。総発電容量は496MW、予定されている2026年末の運転開始後は年間2,000GWhの電力生産が見込まれており、およそ85万人分の消費電力量に相当。

1,500トン吊りSEP起重機船「Innovation」

SEP起重機船「Innovation」によるジャケット設置
出典:Ocean Winds

1,500トン吊りSEP起重機船「VOLE AU VENT」

1,500トン吊りSEP起重機船「VOLE AU VENT」による風力タービン設置
出典:EMDT | Christophe Beyssier

「Dieppe le Tréport Offshore Wind Farm」

「Dieppe le Tréport Offshore Wind Farm」の概要

設置位置:フランスのディエップから17kmのイギリス海峡、水深14m~24m

発電容量:496MW

風力タービン:Siemens Gamesa SG 8.0-167 DD、62基

風車基礎:着床式、ジャケット

完成予定:2026年末

「Dieppe le Tréport Offshore Wind Farm」の事業者は、EMDT(Éolien en Mer Dieppe Le Tréport)というコンソーシアムでOcean Winds(フランスのENGIEとスペインのEDP Renewableの合同会社)、住友商事、Banque des Territoiresで構成されている。

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