
山梨県で震度6弱を観測した地震について記者会見する気象庁の担当者
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26日午後10時28分ごろ、山梨県富士河口湖町で最大震度6弱の地震があった。震度5強を同県大月市で観測。関東地方など広範囲で揺れを観測した。気象庁によると、震源地は山梨県東部・富士五湖で、震源の深さは20キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・6。津波の心配はない。
気象庁によると、地震の後、富士山の火山活動に特段の変化はない。地震は富士山と離れた場所で発生しており、火山活動との関連はないとみられるという。木原稔官房長官も「現時点で富士山の火山活動に異常は確認されていない」との見解を示した。
気象庁は記者会見で、今後約1週間は最大震度6弱程度の地震に注意するよう求めた。また揺れが強かった地域では土砂災害の危険が高まっているとして降雨に十分注意するよう呼びかけた。
総務省消防庁によると、神奈川県と山梨県で計6人の救急搬送があった。火災の報告はない。
JR東海によると、東海道新幹線は東京―静岡間で上下線の運転を見合わせたが、設備点検による安全確認後に再開した。JR東日本によると東北、上越、北陸の各新幹線は、緊急停止したが、約15分後、安全を確認して再開した。
中日本高速道路によると、地震に伴い東名高速道路、新東名高速道路、中央自動車道の一部区間が通行止めになった。
政府によると、中部電力浜岡原発を含め、原子力関連施設で異常があったとの報告は入っていない。
高市早苗首相は26日夜、官邸に入った。早急な被害状況の把握と災害応急対策、国民に対する的確な情報提供を関係省庁に指示した。政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置。警察庁は警備局長をトップとする災害警備本部を設置した。
この地震で、総務省消防庁の全国瞬時警報システム(Jアラート)は、山梨、静岡、神奈川、埼玉の各県と東京都に緊急地震速報を出した。
