「独自フィジカルでAI世界1位に、製造現場のノウハウ集めたライブラリーも構築」
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2026.06.30 11:27
裵慶勲副首相兼科学技術情報通信部長官が29日に開かれた大韓民国大跳躍3大メガプロジェクト国民報告会でフィジカルAIとデータセンター関連の発表をしている。[写真 ニュース1]
韓国政府が今後3年以内に世界最高水準の独自フィジカル人工知能(AI)ファンデーションモデルを開発し、この分野で世界1位になるという目標を提示した。巨大言語モデル(LLM)の次に急成長中であるフィジカルAI分野の主導権を確保し韓国の製造業競争力を引き上げるという構想だ。
韓国科学技術情報通信部と産業通商部は29日、合同で「大韓民国大跳躍3大メガプロジェクト国民報告会」を開催し、こうした目標を盛り込んだ「製造AI2030戦略」を公開した。半導体、造船、自動車産業などで数十年間蓄積された熟練工の現場ノウハウをAIに学習させ、韓国の製造業反騰に核心動力として活用することが骨子だ。このため2030年まで官民が20兆ウォンを共同で投資し100兆ウォン以上の経済的付加価値を創出するという目標も掲げた。裵慶勲(ぺ・ギョンフン)副首相兼科学技術情報通信部長官はこの日の報告会で、「フィジカルAIの1強になるためには今後3年がゴールデンタイム。フィジカルAIを国家戦略産業に指定して総力支援するだろう」と強調した。
政府はこのための良質のデータ確保と独自フィジカルAIモデル開発、そしてこれを製造現場に適用する3段階のビジョンを提示した。まず「国家製造データライブラリー」を構築する。AI企業がフィジカルAI学習に必要なデータをいつでも取り出して使える製造データライブラリーを政府が主導して設置するという意味だ。
次の段階で世界最高水準の独自フィジカルAIファンデーションモデルを確保する計画だ。生産活動全般を管理する製造AIエージェントと人間の労働力に代わるヒューマノイドロボットもともに開発する。これを土台にフィジカルAI生態系基盤が用意されれば、製造業のAI転換を本格化する。
政府がフィジカルAIを育てる理由は韓国が強みを持てる市場だからだ。言語AIモデルはすでに技術成熟度が高まった上に大規模資本が必要で、グラフィック処理装置(GPU)競争が激しく韓国が世界1位になるには力不足だ。だがフィジカルAI分野はまだ決まった答がない初期状態だ。政府は韓国が強力な製造基盤を基に能力を集中するなら世界トップクラスになれるとみている。
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