ピッチを背に写真に納まる「カカロニ」すがや(右)と栗谷
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 サッカーW杯通算1000試合目の記念すべき勝利を、サッカー通のお笑いコンビ「カカロニ」もメキシコ・モンテレイ競技場で見届けた。すがや(35)は2014年ブラジル大会から4大会連続で現地観戦中。日本の4発大勝に「めちゃくちゃ強い。代表の集大成のような感じがした」と酔いしれた。今大会では特に、世界から注がれる日本代表への熱視線を感じている。

 「上田綺世選手のゴールはどっちも日本人離れしていた。2点目のヘディングはあの高さで空中に止まるのが凄い」。すがやは相方の栗谷(36)とともに興奮気味に試合を振り返った。

 ブラジル、ロシア、カタールで熱戦を見届けてきたすがやは今、日本代表を見る世界の目が変わってきたことを肌で感じている。

 「日本のユニホームを着てくれる海外のサポーターが圧倒的に増えた」。試合中に客席で見せたヘディングクリアで注目されたロシア大会では、日本のユニホームを着た海外サポーターは皆無。声をかけてきた人の口からも日本選手の名が出ることはほぼなかった。

 前回大会ではドイツ、スペインと優勝経験国を相次いで撃破。「やっと一人くらい個人名が出るようになった」と変化があった。だが今大会は明確に様相が異なる。佐野海舟の弟・佐野航大ら、メンバー外の選手の名前が海外サポーターから挙がることもある。

 ファンが世界に広がっている。この日は多くのメキシコ人が日本選手に声援を送った。メキシコ代表も日本と同じく組織力を武器に世界と戦ってきたチーム。すがやは「世界的に知られている選手が少ないのに強い。自国の代表に似た感じがあるから応援してくれるのかもしれない」と魅了する理由を分析した。

 メキシコ入りしてからはアクシデントの連続だった。豪雨による倒木に遭遇し、予約していたホテルは部屋が無施錠で浸水も発生した。一方で、この日の日本は守備に鍵をかけて、4大会ぶりの完封勝利。現地初観戦の栗谷は「事前に不運なことはこっちで全部済ませた。完全勝利です」と胸をなで下ろした。

 栗谷はスウェーデン戦後に帰国するが、すがやは最後まで日本代表の戦いを見届けるつもりだ。4年かけて準備してきた観戦の予算は70万~80万円ほど。「お金が持つ限りやっていく。2位通過時のベスト16のニューヨークは物価高で厳しい。でも、モロッコかブラジルを乗り越えたら最高のベスト16になると思う」と力を込める。激戦の先にまだ見ぬ景色が待っている。

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