更新日:
2026年6月21日
[著者:つむじ、製品評価:4.5 / 5(ゲーミングノートPCとして)]

【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】
CPU
Core i7-14650HX
GPU
RTX 5060 Laptop
RTX 5070 Laptop
メモリ
24GB
ストレージ
1TB SSD
画面サイズ
16型 16:10
画面種類
2560×1600 有機EL
165Hz 光沢
質量
約2.48kg
バッテリー
83Wh
価格
39万円台~
結論:綺麗で残像も少ない映像でゲームをしたい方におすすめ
HyperX OMEN 16は、有機ELディスプレイを搭載し、映像が綺麗で残像も少ない16型のゲーミングノートPCです。
さらに、従来モデルと比べて、CPUとGPUに割り当てられる総電力(TPP:トータルプラットフォームパワー)も200Wへ向上し、パフォーマンスも強化されています。
ミドルクラスに位置するゲーミングノートですが、有機ELディスプレイや高めのパフォーマンスを備えていることを踏まえると、やや上位モデル寄りの製品です。そのため、価格もやや高めになっています。
その他にも、キーボードやメモリ構成など、前モデルから変更された部分があるので、詳しくチェックしていきます。
公式販売サイトはこちら
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core i7-14650HX、RTX 5070 Laptop、24GBメモリ、1TB SSD
目次
お忙しい方は、「HyperX OMEN 16の特徴のまとめ」のみお読みください。
HyperX OMEN 16の特徴のまとめ
有機ELディスプレイ搭載でゲーム映像が綺麗
HyperX OMEN 16の特徴の1つは、2.5Kの有機ELディスプレイを搭載している点です。
ゲーム映像がめちゃめちゃ綺麗になりました。映像美を楽しむゲームをする方にとてもおすすめです。
さらに、有機ELを搭載することで遅延や残像が少ないため、視点移動の速いシューティングゲームなどもしやすいです。
ただし、光沢なので映り込みがあります。暗いシーンの多いゲームをするときは気になることもあるでしょう。

16型・2.5K・165Hz・DCI-P3 100%の有機ELディスプレイ
前年モデルよりさらにパワーアップ!
HyperX OMEN 16は、CPUにCore i7-14650HX、グラフィックスに最大GeForce RTX 5070 Laptopを搭載しており、前モデルのOMEN 16と比べて基本構成は大きく変わっていません。
ただし、CPUとGPUのTPP(トータルプラットフォームパワー)は200Wへと向上しており、パフォーマンスは強化されています。その分、ACアダプターの容量も前モデルの230Wから280Wへと引き上げられています。
前モデルとベンチマークスコアを比較してみると、CINEBENCH 2024のマルチコアスコア、3DMarkのグラフィックススコアともに、本モデルのほうがわずかに上回っていました。
前年モデルとのベンチマーク比較
CINEBENCH 2024 マルチコアのスコア
HyperX OMEN 16
1222
前年モデル
1170
Core i7-14650HX
3DMark Steel Nomad
HyperX OMEN 16
3147
前年モデル
2756
GeForce RTX 5070 Laptop
負荷が重い最新ゲームをプレイしてみても、DLSSアップスケーリングを活用することで、2560×1600解像度でも快適にプレイできます。
2.5K有機ELの美しい映像でゲームを楽しめる、バランスのいいゲーミングノートです。

最新ゲームも快適
8Kポーリングレートキーボードを搭載
HyperX OMEN 16は、最大8,000Hzのポーリングレート(PCがキーボードの入力をチェックする頻度)に対応したキーボードを搭載しています。一般的なキーボードの1,000Hzと比べて、より高い頻度でキー入力を反映しやすいのが特徴です。
FPSなどの競技系タイトルでは、素早い入力が求められるため、このような高ポーリングレート対応キーボードはメリットになります。
ただし、ラピッドトリガー機能に対応しているわけではないため、実際に使っていて明確な違いを体感できるほどではありませんでした。体感差は大きくないものの、入力遅延を抑えたいゲーム用途では安心感のある仕様です。

最大8,000Hzのポーリングレートキーボードを搭載
SSDの増設が可能(ただし自己責任)
内部には空きのM.2スロットが1つあるため、購入後にストレージを増設することも可能です。
多数のゲームをインストールしたり、動画編集素材を保存したりすると、標準の1TBでも足りなくなってくるので、後から容量を増やせるのは心強いですね。

空きのM.2スロットあり
[注意]メモリは24GBのシングル構成
HyperX OMEN 16は、メモリが24GBのシングル構成となっています。メモリ価格の高騰を背景に、最近はシングルチャネル構成を採用するゲーミングノートが増えています。
後からメモリを増設しやすいというメリットはあるものの、ゲームによってはデュアル構成と比べてパフォーマンスに影響が出ます。
特に、CPU性能を重視するeスポーツタイトルや、CPU依存度が高いゲームは、フレームレートが下がりやすいです。
ただし、前述の通り、本モデルはTPPが引き上げられており、性能自体が高めです。そのため、多くのゲームでは大きな不満なくプレイできるでしょう。

メモリは24GB×1の構成
各用途の快適度
HyperX OMEN 16の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、用途や使用するソフトによって快適さは異なりますので、参考程度にご覧下さい。
各用途の快適度
用途
快適度
コメント
Web閲覧
Office作業
◎
高いスペックで、ディスプレイも見やすく快適です。
動画鑑賞
◎
高解像度の有機ELディスプレイで、スピーカー音も比較的良く、動画鑑賞も快適です。
RAW現像
画像編集
◎
DCI-P3 100%の広めの色域ディスプレイで、CPUとGPUの性能も高いので、画像編集などにも適しています。
動画編集
◎
独立グラフィックスを搭載し、動画編集も快適です。
ゲーム
◎
RTX 5060またはRTX 5070 Laptopを搭載し、165Hzの高リフレッシュレートにも対応し、ゲームも快適です。
ディスプレイのチェック
HyperX OMEN 16のディスプレイは、16型、2560×1600、165Hz(固定)、有機ELパネルとなっています。
DCI-P3 100%と色域も広く、メリハリがあって色鮮やかな映像表示が可能です。ただし、光沢パネルなので映り込みはあります。
その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。
色域・輝度
RGB
発色特性
視野角
映り込み・
ギラつき
当サイトで計測した色域は、下表の通りで広いです。最大輝度は当サイトの計測では、464nitでした。
カバー率
sRGBカバー率
100%
DCI-P3カバー率
100%
Adobe RGBカバー率
95%

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ1:1の直線になっており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)
光沢パネルなので映り込みはあります。

画面への映り込み
残像
「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、165Hzのディスプレイで1フレーム前くらいまでの残像がありました。一般的なノートPCよりも、残像が少ないことが分かります。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行(
画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードは、26キーロールオーバーや8,000Hzポーリングレートに対応しており、競技タイトルでも使いやすいキーボードを搭載しています。
キーピッチは実測で横:約18mm、縦:約18mm、キーストロークは約1.5mmでした。
キーピッチはやや狭く、「半角/全角」キーや左「Ctrl」キーなど、一部のキーが小さくなっています。特に左「Ctrl」キーを多用するゲームでは、操作性に影響が出る可能性があるため注意が必要です。
また、個人的にはゲーム用途でテンキーを使う機会は少ないため、個人的にはテンキーよりもメインキーのサイズや配列を優先してほしかったと感じます。
タッチパッドの操作性は普通で、クリックボタンも標準的な押しやすさです。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます

キーの拡大図
キーボードバックライトも搭載しています。RGBライティングに対応しており、ゾーンごとに色と発光パターンの変更が可能です。


キーボードバックライト

キーボードバックライトは「OMEN Gaming Hub」から設定できる
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
本製品では、下図のように動作モードを変更することができます。
ここでは、デフォルトの「最適」モードと、最も高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス」モードで計測したベンチマークの結果を掲載します。
なお、「非制限」モードにすることでパフォーマンスは若干向上しますが、その分、動作音も大きくなります。そのため、今回は「非制限」モードでの計測は行っていません。

動作モード
CPU
CINEBENCH 2024のスコアは下の通りです。
CPUには、Core i7-14650HXを搭載しています。「パフォーマンス」モードでは比較的高めのスコアが出ていました。ミドルクラスGPUとの組み合わせとしてもバランスが良く、ゲーム用途でも十分な性能を発揮できる構成です。
CINEBENCH 2024
~ CPU性能の評価 ~

Core i7-14650HX
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core Ultra 9 290HX Plus
2207
Core Ultra 9 275HX
2202
Ryzen 9 9955HX3D
2055
Core Ultra 7 255HX
1662
Ryzen AI Max+ 395
1565
Core Ultra 7 251HX
1541
Core Ultra 9 386H
1241
Ryzen AI 9 HX 370
1226
Core i7-14650HX
1222 [パフォーマンス]
823 [最適]
Core Ultra X7 358H
1109
Core Ultra 7 356H
1012
Core Ultra 7 255H
956
Ryzen 7 8845HS
919
Ryzen AI 7 350
820
Core 7 240H
779
Core Ultra 7 355
649
Ryzen AI 7 445
622
Core Ultra 7 258V
603
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core Ultra 9 290HX Plus
141
Core Ultra 9 275HX
137
Ryzen 9 9955HX3D
130
Core Ultra 7 251HX
130
Core Ultra 9 386H
127
Core Ultra 7 255H
126
Core Ultra 9 386H
125
Core Ultra X7 358H
123
Core Ultra 7 258V
121
Core Ultra 7 355
119
Core Ultra 7 356H
117
Core i7-14650HX
116 [パフォーマンス]
116 [最適]
Ryzen AI Max+ 395
116
Ryzen AI 9 HX 370
115
Ryzen AI 7 350
115
Core Ultra 7 356H
112
Core Ultra 7 255U
109
Ryzen AI 7 445
107
Core 7 240H
101
Ryzen 7 8845HS
101
:本製品で選択できるプロセッサー
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。
グラフィックス
今回、グラフィックスには、GeForce RTX 5070 Laptopを搭載しています。最大グラフィックスパワーは115Wと標準的です。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー
GPU-Zで確認したGeForce RTX 5070 Laptopの情報は次の通りです。

本製品のグラフィックカードのスペック
3DMarkのベンチマークスコアはご覧の通りです。こちらも「パフォーマンス」モードにすることで、高めのスコアが出ていました。
3DMark Steel Nomad
~ グラフィックス性能の評価 ~

GeForce RTX 5070 Laptop
他のグラフィックスとの比較
RTX 5090 Laptop
175W
6324
RTX 5080 Laptop
175W
4896
RTX 5070 Ti Laptop
140W
3987
RTX 5070 Ti Laptop
120W
3525
RTX 5070 Laptop
115W
3147 [パフォーマンス]
2853 [最適]
RTX 5060 Laptop
115W
2650
RTX 4060 Laptop
140W
2339
RTX 5050 Laptop
115W
2315
Ryzen AI Max+ 395
Radeon 8060S
1999
RTX 4050 Laptop
140W
1879
Core Ultra X7 358H
Intel Arc B390
1532
RTX 4050 Laptop
50W
1466
RTX 3050 Laptop
95W
1178
RTX 3050 Laptop
65W
959
ストレージ
ストレージには、標準で1TBのPCIe Gen4 SSDを搭載しており、アクセス速度も高速です。
CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~

1TB PCIe Gen4 SSD
ゲームベンチマーク&フレームレート
ゲーム内ベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。
ここでは、動作モードを「パフォーマンス」、GPUモードは「ディスクリート」にして、独立GPUのみが有効な状態で計測しています。

グラフィックススイッチャー
今回、Core i7-14650HX、GeForce RTX 5070 Laptopを搭載したモデルで計測しています。
ハイミドルクラスの性能を備えており、負荷が重めのゲームでも、2560×1600解像度、高めのグラフィック設定で快適にプレイできます。また、DLSSアップスケーリングを活用すれば、重量級の最新ゲームでもフレームレートを伸ばしやすいでしょう。ただし、ビデオメモリは8GBなので、タイトルや画質設定によっては容量が不足する可能性がある点には注意が必要です。
フォートナイトやApex Legendsなどの競技系タイトルでは、画質設定を調整することで、2560×1600解像度でも高いフレームレートを出しやすく、165Hzディスプレイを活かした滑らかな映像でプレイできます。
![]()
重い部類のゲーム
デス・ストランディング2
解像度
品質
フレーム生成 OFF
フレーム生成 6x
1920×1200
最高
70 fps
234 fps
2560×1600
60 fps
209 fps
※アップスケーリング:DLSS クオリティ
※最初の尾根を進むシーンで計測
![]()
重い部類のゲーム
バイオハザード レクイエム
解像度
品質
フレーム生成 OFF
フレーム生成 4x
1920×1200
最高
90 fps
202 fps
2560×1600
64 fps
164 fps
※アップスケーリング:DLSS クオリティ
※レイトレーシング:通常品質
※ストランドヘアー:オン
※レンウッド通りで計測

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度
品質
フレーム生成 OFF
フレーム生成 4x
1920×1200
ウルトラ
108 fps
282 fps
レイトレ:ウルトラ
67 fps
194 fps
2560×1600
ウルトラ
73 fps
189 fps
レイトレ:ウルトラ
52 fps
108 fps
![]()
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
解像度
品質
平均fps
1920×1080
高品質
130 fps
2560×1440
100 fps

中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
解像度
品質
平均fps
1920×1200
最高品質
126 fps
2560×1600
88 fps

中程度の重さのゲーム
フォートナイト
解像度
レンダリングモード
平均fps
1920×1200
パフォーマンス
286 fps (1% Low: 166 fps)
2560×1600
278 fps (1% Low: 149 fps)
※3D解像度:100%
描画距離:最高
メッシュ:低
※バトルロワイヤル ソロで計測

軽い部類のゲーム
Apex Legends
解像度
品質
平均fps
1920×1200
低設定
298 fps
高設定
266 fps
2560×1600
低設定
250 fps
高設定
188 fps
※トレーニングモードで計測

軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS
解像度
品質
平均fps
1920×1200
非常に低い
296 fps
ウルトラ
225 fps
2560×1600
非常に低い
285 fps
ウルトラ
146 fps
※トレーニングモードで計測
クリエイターソフトの処理時間
次に、クリエイターソフトを使って、重い処理を実行したときにかかった時間を掲載します。
CPU・GPUともに性能が高く、動画編集や画像編集などのクリエイティブな作業も快適に行えます。
Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Core Ultra 9 290HX Plus
RTX 5080(175W)
16秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 9 275HX
RTX 5090(175W)
17秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 9 275HX
RTX 5080(175W)
19秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen 9 9955HX3D
RTX 5070 Ti (140W)
20秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 9 290HX Plus
RTX 5090(175W)
21秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 7 251HX
RTX 5070(115W)
22秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 7 255HX
RTX 5060 (115W)
34秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-14650HX
RTX 5060 (115W)
42秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-14650HX
RTX 5070 (115W)
44秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 9 285H
44秒
Core Ultra 7 255H
45秒
Ryzen AI 9 HX 375
49秒
Ryzen AI 7 350
58秒
Ryzen AI 9 365
64秒
Core Ultra 7 258V
66秒
Ryzen 7 8845HS
77秒
Core Ultra 7 255U
92秒
Core i5-1335U
128秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Proによる書き出し時間

4K動画の書き出し
Core Ultra 9 290HX Plus
RTX 5080(175W)
2分18秒
Core Ultra 9 290HX Plus
RTX 5090(175W)
2分21秒
Core Ultra 9 275HX
RTX 5090 (175W)
2分26秒
Core Ultra 9 275HX
RTX 5080 (175W)
2分26秒
Core i5-13450HX
RTX 5060 (115W)
2分51秒
Ryzen AI 9 465
RTX 5060 (115W)
2分53秒
Core Ultra 7 251HX
RTX 5070(115W)
2分50秒
Ryzen AI 9 HX 370
RTX 5070 Ti (120W)
2分54秒
Core i7-14650HX
RTX 5070(115W)
2分57秒
Core i7-14650HX
RTX 5060 (115W)
3分02秒
Core i7-14650HX
RTX 5070 (115W)
3分09秒
Ryzen AI 7 350
RTX 5070 (105W)
3分14秒
Ryzen 7 255
RTX 5060 (115W)
3分56秒
Ryzen 7 7435HS
RTX 4050 (140W)
4分15秒
Ryzen AI 7 350
RTX 5060 (115W)
4分20秒
Core 5 210H
RTX 3050 (65W)
6分27秒
Ryzen AI 7 350
8分04秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
質量のチェック
質量のチェックです。
当サイトによる実測値は以下の通りです。
ゲーミングノートとしては、やや重めの部類です。ACアダプターも比較的重量があるため、持ち運びにはあまり向きません。ただ、デスクトップPCよりはかなり持ち出しやすいです。
質量の計測結果(当サイトによる実測値)
質量
本体
2.422kg
ACアダプター+ケーブル
893g
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときの、CPUパッケージの温度を確認しました。なお、Core i7-14650HXのベースパワーは55W、最大ターボパワーは157Wです。
「最適」モードでは、ターボブースト時を除くとCPU電力は55W前後で推移しており、このときのCPU温度は72℃前後と問題のない温度です。
「パフォーマンス」モードでは、ターボブースト時を除くとCPU電力は120W前後とかなり高めに推移しており、パフォーマンスがアップします。このときのCPU温度は90℃前後とやや高めでしたが、その分CPU性能はしっかり引き出せている印象です。
CPU電力

CPU温度

FF15ベンチ実行時の温度
ファイナルファンタジー15のゲームベンチマークを実行したときのCPU/GPU温度を計測した結果は下図の通りです。
ゲーム中は、どちらの動作モードでもCPU温度およびGPU温度は70℃台前半に収まっており、問題のない温度です。
「パフォーマンス」モードでは、ファンの回転数を高めることで、「最適」モードと同程度の温度に抑えられています。長時間のゲームプレイでも、安定した動作が期待できるでしょう。
CPU温度

GPU温度

静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
アイドル時は、ほぼ無音です。
高負荷時はそれなりにファン音が大きくなりますが、どちらの動作モードでも比較的抑えられている印象です。パフォーマンスモードでも、ゲームに集中できる範囲の動作音だと思います。
騒音値
騒音値
アイドル時 ※パフォーマンスモード
約20dB
高負荷時 [ゲーム] ※最適モード
約44dB
高負荷時 [ゲーム] ※パフォーマンスモード
約48dB
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
【PCの状態】
アイドル時:アイドル時
高負荷時:FF15のゲームベンチマーク実行時(標準品質(ノートPC)、1920×1080、ウィンドウ)
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
使用計器の騒音値の目安

表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。
ゲーム中はキーボード全体がほんのり温かく感じますが、WASDキー周辺やパームレスト部分は低めの温度に保たれています。手が触れる部分は熱くなりにくく、長時間のゲームプレイでも不快感は少なかったです。
PC本体の表面温度

サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。
アイドル時は低めですが、高い性能のCPUとGPUを搭載しているため、ゲーム中の消費電力は高いです。
消費電力
消費電力
アイドル時 ※パフォーマンスモード
約8W
高負荷時 [ゲーム] ※最適モード
約167W
高負荷時 [ゲーム] ※パフォーマンスモード
約196W
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
外観のチェックです。
筐体カラーは、シャドウブラックです。マットな質感のブラックと、角に丸みを持たせたボディが特徴で、ゲーミングノートとしては落ち着きのあるデザインです。


天板には「HyperX」のロゴが入っています。こちらもシンプルで落ち着きがあります。

ボディの厚さは約26.1mmと、ゲーミングノートとしては標準的です。

スピーカーは底面に配置されています。最大音量は標準的ですが、音質は比較的良く、ノートPC基準で、10点満点で採点すると5~6点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

WebカメラはFHD画素です。カメラを物理的に隠せるプライバシーシャッターも備えています。

側面のポート類は下図の通りです。
右側面にはUSB-Aが1ポート、左側面にはUSB-A、Power Deliveryおよび映像出力に対応のUSB-Cを備えています。背面には電源ポート、LAN、HDMI、10Gbps対応のUSB-Aを備えています。
映像出力できるポートが2つしかないので、外部モニターを3つ以上接続したい方は注意して下さい。



ヒンジは下図の角度まで開きます。

底面はシンプルな構造です。吸気しやすくするため、高めのゴム足が付いています。

底面カバーを外したときの内部はご覧のようになっています。
冷却ファンは2つ、ヒートパイプは複数本あり、背面と側面の4方向から排気します。冷却性能は高めです。

メモリスロットは2つです。24GBx1とやや珍しい構成となっています。

SSDには発熱対策としてヒートシンクカバーが装着されています。SSDはType 2280のものが搭載されていました。

空きのM.2スロットがあります。ヒートシンクカバーも付属しています。

ACアダプターの容量は280Wで、薄型ですが大きいです。


まとめ
以上が、HyperX OMEN 16のレビューです。
2.5K有機ELディスプレイを搭載した、プレミアム寄りの16型ゲーミングノートPCです。
最大の魅力はやはり高品質なディスプレイです。ゲームを滑らかかつ色鮮やかな映像で楽しめるだけでなく、動画視聴やクリエイティブ作業にも使いやすいです。光沢パネルなので映り込みはありますが、画質を重視する方には満足度の高いディスプレイだと思います。
パフォーマンス面では、ミドルクラスのゲーミングノートとしては高めの性能を発揮します。今回レビューしたRTX 5070 Laptop搭載モデルでは、DLSSを活用することで2560×1600解像度でも多くのゲームを快適にプレイできました。冷却性能も高く、動作音も比較的抑えられています。
一方で、価格はやや高めで、メモリが24GBのシングルチャネル構成である点は注意が必要です。また、光沢ディスプレイである点も、ゲーマーの場合は気になる方もいるでしょう。
とはいえ、有機ELの美しい画面、高めのパフォーマンス、8,000Hzポーリングレート対応キーボードなど、付加価値の高い機能を備えたミドルクラスのゲーミングノートです。
有機ELで綺麗で残像も少ない映像でゲームができる
HyperX OMEN 16

特徴
2.5K・165Hzの有機ELディスプレイ
RTX 5060 / RTX 5070 Laptop搭載
8Kポーリングレートキーボード搭載
こんなあなたに
美しい画面でゲームを楽しみたい方
公式販売サイトはこちら
著者

つむじ
三度の飯よりゲームが好き。
面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
編集者

櫻庭 尚良(the比較 管理人)
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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