欧州最大級の自動車イベント

フランスのパリにあるコンベンションセンター、パリ・エキスポ・ポルト・ド・ヴェルサイユで開催された「パリ・モーターショー2026(Mondial de l’Auto)」には、世界中から待望の新型車やコンセプトカーが勢ぞろいした。

本特集では、パリ・モーターショーで公開された中から特に重要なモデルの一部をアルファベット順に紹介する。

今年のパリ・モーターショーで披露された重要な新モデルを紹介する。今年のパリ・モーターショーで披露された重要な新モデルを紹介する。

ステランティス傘下の複数のブランドが、今年のパリ・モーターショーでそれぞれ新しいコンセプトカーを披露しており、アルファ・ロメオの作品が『クオーレロッソ』である。

現行のジュリアと同程度のサイズを持つ流線型の2+2ファストバックであり、アルファ・ロメオは今後の電動化にどう取り組むかを示す「マニフェスト」であると位置付けている。ただし興味深いことに、このコンセプトカーはEVではなく、ハイブリッド化された2.9LツインターボV6エンジンを搭載している。将来においてもガソリンエンジン搭載のパフォーマンスカーに力を入れていくという、アルファ・ロメオの強いこだわりがうかがえる。

アルファ・ロメオ・クオーレロッソアルファ・ロメオ・クオーレロッソ

近日登場予定の次世代A110およびルノー5ターボ3Eと同じプラットフォームをベースにした『A310ビジョン』は、アルピーヌの1970年代の4人乗りスポーツカーをレトロフューチャー風に再解釈したモデルだ。

現時点では1台限りのワンオフ車とされており、クラシックなA310の標準モデルと、高性能のV6モデルの両方からインスピレーションを得ている。座席を2席減らしているが、オリジナルの角ばったスタイリング要素を維持しつつ、「ポップダウン」式のフロントライトを採用している。

アルピーヌA310ビジョンアルピーヌA310ビジョン

アウディはパリ・モーターショーを舞台に、新型EV『A2 eトロン』を初めて一般公開した。

欧州で販売されるフォルクスワーゲンID.3と同じプラットフォームをベースに、1999年のカルト的な人気を博した初代A2からスタイリングの要素を取り入れた。EVとしての効率性を追求して設計され、1回の充電で最大645kmの航続距離を実現している。

アウディA2 eトロンアウディA2 eトロンBYDアット8

BYDは、欧州向けの新型フラッグシップ電動SUV『アット8』を発表した。スコダ・ピークやキアEV9などのライバルとなる7人乗りの大型EVだ。

最高出力775psを発揮し、115kWhの容量を持つ第2世代「ブレード」バッテリーを搭載している。BYDが開発した超急速充電器「フラッシュ」を使用すれば、10%から70%までわずか5分、10%から97%まで9分で充電可能だ。

BYDアット8BYDアット8

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