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フランスのジェラルド・ダルマナン法相は2026年10月22日(現地時間)、17日以降の暴動や略奪に関連して2700人が警察に拘束され、1000人超が裁判所に出廷、217人が収監されたと説明した。AFPが伝えた。法相は裁判手続きを速める方針を示す一方、一部の弁護士からは司法対応が抑圧的になっているとの批判が出ている。

収監217人の半数に前科なし、迅速審理に批判も

ダルマナン法相は、パリ郊外のフルーリー・メロジス刑務所の外で司法対応の状況を説明した。警察に拘束された2700人のうち1000人超が裁判所に出廷し、217人が収監されたという。法相は、収監者数がさらに増えているとも述べた。

法相によると、収監された217人の約半数には前科がなく、全体として18~25歳の男性が中心だった。前科のない人も収監されていることを挙げ、司法当局が厳格に対応していると強調した。

法相は、滞留する事件の処理を進めるため、裁判手続きをさらに迅速化する考えを表明した。司法判断を速やかに示すことで、暴力行為への抑止効果を持たせる狙いもある。

一方、AFPによると、一部の弁護士は迅速な裁判手続きや厳しい処罰を問題視し、司法対応が抑圧的になっていると批判している。迅速化を進める政府の方針と、適正な司法手続きを求める立場の間で意見が分かれている。

抗議の背景には、生活費の上昇に加え、学校施設や教育環境への不満もある。10月24日には新たな全国的抗議が予定されており、政府は警察や憲兵隊の警備体制を増強する準備を進めている。

参考・出典

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