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フランスで2018年に始まった「黄色いベスト」運動の調整側は、2026年10月24日(現地時間)にパリでデモを行うため、バスティーユ広場からオペラ広場へ向かう経路を当局に届け出たと21日に表明した。学生団体も同日に抗議行動を呼びかけており、政府は17日の混乱を受けて大規模な警備を準備している。

黄色いベスト運動が「第2幕」を呼びかけ、労組も別経路を申請

黄色いベスト運動の調整側は、10月17日の全国的な抗議行動に続く再動員を「第2幕(Acte II)」と位置付けている。21日付のLe Parisienによると、調整側の代表は、バスティーユ広場からオペラ広場への行進をパリ警察当局に届け出たと説明した。希望する経路には共和国広場や大通りも含まれるという。

一方、労働組合CGTのパリ支部も、バスティーユ広場からナシオン広場へ向かう別の行進経路を届け出たと同紙に説明している。両者は異なる経路を申請しており、実際の開催条件や経路は当局の判断によって変更される可能性がある。

学生団体「Union étudiante」は、24日午後2時にバスティーユ広場へ集まるよう呼びかけている。同団体は教育環境や学生生活の改善などを求めており、10月19日付の声明でも抗議活動を継続する方針を示した。

政府は警備を増強、軍は施設警戒で警察を支援

フランス政府は、10月17日の抗議行動に伴って各地で発生した暴力行為や略奪を受け、24日に向けた警備体制を見直している。

セバスティアン・ルコルニュ首相は20日の国民議会で、大規模な警備を実施する方針を表明した。ローラン・ニュニェス内相も、警察・憲兵の要員を増強し、機動力と即応性を重視する方針を説明した。

軍のセンティネル部隊は主に施設などの定点警戒を担当し、その分、警察官と憲兵をデモ周辺の治安維持任務に振り向ける計画だ。政府は集会の禁止も選択肢として検討しており、24日の各行進計画がどのように取り扱われるかは、引き続き当局の判断に左右される。

参考・出典

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