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2026年6月21日 10:00

【潜入】地下に“巨大空間”、人工の雲で雨を制御…豪雨から命を守れ!最新の対策と研究の全容

科学の進歩がもたらす命を守る最新研究とは!?

夏にかけて増えるのが豪雨です。毎年のように全国各地で甚大な被害をもたらす線状降水帯やゲリラ豪雨から暮らしを守るにはどうすればいいのでしょうか。命を守る取り組みの最前線に迫ります。(読売テレビ 報道局:属 ちひろ)

■巨大な地下空間!“地下河川”にカメラが潜入

 5月13日、近畿でゲリラ豪雨が発生し、雨が激しく打ち付けました。強い日差しによって暖められた空気が上昇し、積乱雲が発達すると、急激に雨が降り始める仕組みです。

 また、近年、各地で豪雨被害をもたらしているのが線状降水帯です。ゲリラ豪雨よりも広い範囲で猛烈な雨が降り続くのが特徴で、ひとたび発生すれば、命にかかわる甚大な被害が出る恐れが高まります。いずれの大雨もこれからの季節は注意が必要です。

 降り注いだ雨はどうなるのでしょうか。取材班は大阪府の担当者に話を聞くことができました。東大阪市にある一見、倉庫のような建物の中に入ると、『酸欠危険』の看板と地下に続くらせん階段がありました。

(大阪府 寝屋川水系改修工営所・井上逢羽さん)
「深さは23.6mほど」

 らせん階段を下りていくと、現れたのは、巨大な地下空間です。

(井上さん)
「これが地下河川です。下水道に集められてきた雨水を流すためのトンネル状の施設です」

 大阪府では、2つの地下河川の建設が進められています。ここは地下河川の起点、東大阪市の若江立坑で、現在、完成しているのは、東大阪市から阿倍野区までの全長11.2キロメートルだということです。

 2024年の大雨では、高さ約6.9mのこのトンネルがほぼ満杯になりました。今は、流れてきた水を川へ送るためのポンプが整備できていないため、暫定的に貯留施設として利用しています。いずれは下水道の処理能力を超えてあふれ出ないよう、地下で大阪湾の近くの川まで水を逃がす計画です。

 総事業費約4400億円の巨大プロジェクトですが、計画が動き出したのには大阪特有の立地条件があります。

 大阪市の一部を含む、12市にまたがる寝屋川流域では、大部分が土地の低い地域で、雨水が河川に流れ込みにくく、たびたび浸水被害に見舞われてきたのです。ただ、地下河川の完成は2044年ごろ。本格的な稼働はまだ先のことです。

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■梅田の地下には“巨大な箱” 知られざる対策とは!?

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