広島市中区基町の商業施設「パセーラ」のリニューアルについて、1~6階に入るヤマダ電機は正式名称を「ヤマダデンキ広島本店」とし、2026年11月6日(金)に開業することを明らかにしました。
当初、「LABI LIFE SELECT パセーラ広島(仮称)」として出店が発表されていた店舗ですが、業態が改められました。
約12,000平方メートルを使用する店舗は中四国エリアの旗艦店に位置づけ、商品を実際に試せる体験型売り場に加え、ライブ配信スタジオなどを備えるとしています。
併せて、パセーラ内には西日本初出店の「タカラトミープラネット」やカプセルトイ専門店など、新たな5テナントも発表。
2027年春には、5スクリーン・計255席の「アップリンク広島 cinema & cafe」も開業予定です。
2025年から続く段階的なリニューアルにより、新生パセーラのテナント構成がほぼ出揃いました。
新生パセーラのテナント概要
今回発表された店舗と開業予定は次のとおりです。
店舗・施設階数開業予定ヤマダデンキ広島本店1~6階2026年11月6日カメラのキタムラ(ヤマダ店内)2階2026年11月6日アップリンク広島 cinema & cafe6階2027年春星乃珈琲店5階2027年春雨ニモマケズ高等学校7階2027年4月タカラトミープラネット8階2027年春#C-pla8階2027年春THE CUBE pacela9階2027年春
ヤマダデンキ広島本店は体験型の売り場に加え、ライブ配信スタジオを設置。2階のカメラのキタムラは中古カメラ・レンズ約1,400台を扱います。
西日本初出店のタカラトミープラネットは、トミカやプラレールなどをデジタル技術で楽しめる施設です。
アップリンク広島は5スクリーン・255席で、カフェも併設予定です。
すでに水族館、フードホール「reDine広島」、スーパー「ロピア」が営業中。2027年春には大型XR体験施設「イマーシブジャーニー広島」も開業します。
個性豊かなテナントが出揃った。紙屋町の求心力を取り戻せるか
2025年9月撮影
新生パセーラの核テナントとも言えるヤマダ電機。
「体験型」「ライフスタイル提案」というキーワードが打ち出され、様々なテナントへの期待もあった中、都心エリア内の家電量販店の移転出店に不安を覚えていました。
ただ、それでも中四国・九州初進出となる業態「LABI LIFE SELECT」ということで、近接するエディオン広島本店との棲み分けを意識し、家具や暮らしの提案にも力を入れるものと当初は理解していたのですが、
今回の正式発表で、通常の「ヤマダデンキ広島本店」の業態になったことには、少し肩透かしを食らいました。。
都市型の「LABI」や郊外型「テックランド」などが付かない、無印の「ヤマダデンキ」という店名は案外珍しいのではないでしょうか。(店舗一覧をざっくり調べても出てきません。)
特定の業態名を冠さないということは、家電を中心に、家具やおもちゃまで全方位で勝負する方向ということも想定されます。
6月にはヤマダとエディオンの経営統合が発表されましたが、この間に何の方針の変化があったのか。
紙屋町にはエディオン広島本店が近接します。単純に家電販売での価格競争をすればグループとしての売上は伸びないでしょうから、どう棲み分けていくのかは非常に気がかりです。

これで新生パセーラのテナントはほぼ出揃いました。タカラトミープラネットを始め、水族館やミニシアター、XR施設など、若者やファミリー層、カップルをターゲットとした個性的なテナントは誘致できているのではないかと思います。
が、ヤマダ電機主体というイメージが強く回遊性に不利なビルで、どこまで集客できるかは未知数です。
駅ビル「ミナモア」の開業により、広島駅周辺の勢いが増しています。
その中にあっても紙屋町はやはり中心市街地、「マチ」です。
若者や家族連れが買い物や食事を楽しみ、新たな試みを受け入れる活気が残っている街であってほしいと思います。
【そごう広島店】:2026年10月23日(金)化粧品売場リニューアルOPEN
「ヤマダデンキ広島本店」は2026年11月6日(金)の開業予定です。
映画館や体験型施設などは2027年春にかけて順次オープンする予定です。
