
ウクライナのアンドリー・シビハ外相=2026年5月15日(c)Reuters/news1
【10月13日 KOREA WAVE】北朝鮮兵の捕虜2人を韓国へ移送した事実の公表をめぐり、韓国と外交上の対立が続くウクライナのアンドリー・シビハ外相が、問題はすでに終結したとの立場を示した。韓国政府が駐ウクライナ大使を召還し、公式謝罪を求め続けるなかでの発言で、謝罪を拒む意向を示唆したものと受け止められる。
シビハ氏は10月12日、ウクライナのメディア「RBCウクライナ」が報じたインタビューで、対立の背景について「すべての問題は、捕虜移送の各段階で秘密保持の要件を双方が異なる形で解釈したことから生じた」と説明。「ウクライナはすべての義務を履行した」と強調した。さらに、両国関係は今後も正常に発展するとの確信を示し、この問題はすでに終結したと繰り返した。
発端は、ゼレンスキー大統領が9月23日、ニューヨークの国連総会で、北朝鮮兵の捕虜2人を韓国へ移送した事実を一方的に公表したことだった。韓国政府は、捕虜本人や家族の安全を考慮し、関連事項を非公開で進めることで両国が合意していたとして、ウクライナ側に公式謝罪と説明を求めた。
イ・ジェミョン(李在明)大統領は10月2日、ウクライナが公に謝罪しなければ「追加措置」を取ると予告した。チョ・ヒョン(趙顕)外相も6日、国会外交統一委員会の国政監査で、ウクライナに対する「断固とした措置」の一つとして、駐ウクライナ大使の本国召還を検討していると明らかにした。
それでもウクライナ政府から公式謝罪がなかったため、韓国政府は8日、パク・キチャン駐ウクライナ大使の召還を正式に決定。パク氏は10日に帰国した。
韓国外務省は12日にも、非公開とすることで合意していた北朝鮮兵の韓国移送を一方的に公表したウクライナ側に対し、「韓国国民が納得できる形」で謝罪と説明を伝えるよう、改めて求めた。
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