呼吸で自由に…「BBM」を考案したドイツ拠点の振付家がワークショップ 香川・丸亀市

 突然ですが、ゆっくりと息を吸って……はーっと声を出すような感じで深呼吸してみてください。だんだん体が開放される感覚がありませんか?
 こうした呼吸に着目した体の動かし方を学べるワークショップが12日、香川県丸亀市で開かれました。

山下佳乃アナウンサー

山下佳乃アナウンサー

(山下佳乃リポート)
「まるでダンスを踊っているように見えるんですが、実は皆さん、自分の呼吸に合わせて自由に体をストレッチしている状態なんです」

 丸亀市に9月オープンした市民会館「シアターマド」で開かれた「BBM」のワークショップです。

 この「BBM」を理解する上で大切なのが……

BBM考案者/ニア・デ・ヴォルフさん

BBM考案者/ニア・デ・ヴォルフさん

(BBM考案者/ニア・デ・ヴォルフさん)
「は~。呼吸することを楽しんで。は~」

 「呼吸」です。

 BBMとは、「Breathing Bodies Movement」の略で、呼吸を通じて自分の体を開き、「自由である」という感覚をつかむメソッドです。

 考案したのは、ドイツを拠点に活動する振付家でダンサーのニア・デ・ヴォルフさん。

BBM考案者/ニア・デ・ヴォルフさん

BBM考案者/ニア・デ・ヴォルフさん

 オペラ作品の振り付けの仕事をした際、ダンサーの呼吸が浅いことに気づいて「BBM」を開発したそうです。

BBM考案者/ニア・デ・ヴォルフさん

BBM考案者/ニア・デ・ヴォルフさん

(BBM考案者/ニア・デ・ヴォルフさん)
「最も大切なのは、軽やかさを持つことだと思います。真剣に向き合うことができるなら、軽やかさを取り入れることもできると思います。そうすれば、思考も開いて体もリラックスできると思います」

提供:四国学院大学/公益財団法人 丸亀市福祉事業団

提供:四国学院大学/公益財団法人 丸亀市福祉事業団

 10月24日と25日には、ニアさんが演出・振り付けを担当し四国学院大学の学生が出演するコンテンポラリーダンス作品がシアターマドで披露されます。作品の中には、学生がBBMを通して生み出した動きなどがあるそうです。

 今回のワークショップは、公演前に身体を通じて交流できる機会を作ろうと企画されました。

 県内外からの参加者は普段、無意識にストレスを抱えている首や肩などを緩めて、可動域を広げていきますが……

(BBM考案者/ニア・デ・ヴォルフさん)
「深刻すぎる! 自由な感覚に身を委ねて……身体の感覚も味わってみて」

 最後は音楽に合わせて、体を最大限に開放した感覚に触れていました。

(ベリーダンス歴3年[62])
「呼吸を意識するのは(ベリーダンスと)一緒なんですけど、口をあけて開放して自分をリラックスさせながらするというのはワクワクしました。『いいんだ! これでいいんだ!』みたいな感じですね」

(ジャズダンス歴9年[43])
「呼吸をするときみんな真剣で顔が怖いとか、ああなっちゃうと、体が閉じてしまって。得られるものも得られなかったり、見えるものが見えなくなっていくし、動くものも動かなくなっていくので、ちょっとリラックスしていろんな物事に当たるって大切なんだなと思いました」

 ニアさんが演出・振り付けを担当するコンテンポラリーダンス作品の公演は、10月24日と25日に丸亀市のシアターマドの小ホールで開かれます。

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