〔特集〕名門避暑地の“今”を楽しむ 軽井沢の夏休み 木立の緑が日に日に深まり、鳥のさえずりとともに過ごす心地よい季節 ── 。古くから多くの文化人や避暑客を魅了してきた軽井沢に、新たな楽しみが加わりました。駅直結の新施設、ミュージアムや名建築、美食処、そして軽井沢通のおすすめ ── 、この夏訪ねたい、軽井沢のさらなる魅力をお届けします。

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美食家が注目する新名所
森の美味処へようこそ 豊かな自然のある場所に本物を知る美食家たちが集い、次々と食の新スポットが誕生する軽井沢。別荘族に愛されるレストランやカフェ、信州ワインを豊富に揃えるショップなど、この夏に訪れたい、新名所をご案内します。料理人ご夫妻が紡ぎ出す、誠実なフランス料理

【レストラン エフア】(御代田) 周囲は畑や田んぼばかり。広い広い空、そして吹き抜ける風は季節の香りをまとっています。鈴木章之さん・安祐美さんご夫妻が二人三脚でフランス料理のコースを手がける「レストラン エフア」が中軽井沢から御代田に場を移して、一年が経ちました。

風が抜ける開放的な店内にテーブルは2卓のみ。料理、サービスともに鈴木章之さん(左)・安祐美さんが担当する。息の合った温かなもてなしにリピーターも多い。

「自然をより近くに感じながら、料理をしたかったんです。僕たち料理人は自然の恵みがあるからこそ、仕事ができている。修業先の『エルミタージュ・ドゥ・タムラ』の田村良雄シェフには、料理だけではなくそんな意識も教えていただきました」と章之さん。

グリーンアスパラガスやとうもろこし、ルッコラ──、食材の持ち味をシンプルに引き出したプレートにはこの地の旬が色濃く映し出されます。

ある日の夏のメニューから「きじはたのソテー グリーンアスパラガスのパイ包み」( 手前)、「グリーンサラダ タルタル仕立て」には紋甲いかや甘海老のタルタルがたっぷり。

「フランス料理の楽しみの一つであるソースを大切にしたメニューも必ずお出ししています。今日はクラシックにアルベールソースを」(安祐美さん)。

「とうもろこしのムース」はふんわりと軽い食感。旬を迎えた “みらい” 種を使用。

のびやかな景色の中で生まれる料理には、お二人の真摯で柔軟な信念が息づいています。

浅間サンラインからすぐ、標高800メートルに建つログキャビン風の一軒家レストラン。

レストラン エフア
長野県北佐久郡御代田町塩野80-1
TEL:0267(41)0239
営業時間:12時~13時、18時~19時(ともにLO)
不定休
予算:ランチ8000円~、ディナー1万2000円~
完全予約制
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この記事の掲載号

『家庭画報』2026年08月号 家庭画報 2026年08月号

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