【写真を見る】リニア工事で古代木簡が出土「今」「時」「副」など判読可能 平安時代に使用か 山梨

 県埋蔵文化財センターによりますと、木簡が発見されたのは中央市下河東の「上窪遺跡」です。9世紀後半ごろ(約1150年前)の平安時代の集落跡とみられ、県は昨年度、埋蔵文化財の発掘調査を行いました。

 見つかった木簡は長さ9センチ、幅4センチ、厚さ3ミリで、墨書きされた「今」「時」「副」などの文字が判読できます。木の札に文字を記した木簡は役所間の連絡文書や記録などに使われ、古代史を研究する上で欠かせない史料だといいます。

 県内では出土例が少なく、文字が読める状態での出土は初めてです。

 センターでは今後、木簡の内容について研究を進めますが、集落が当時の社会で担った役割を解明する手掛かりになる可能性があるとしています。

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