今日27日午後は台風7号が東海に接近 総雨量が増え災害のリスク大 土砂災害に警戒

公開:2026年06月27日11:58

今日27日午後は台風7号が東海に接近 総雨量が増え災害のリスク大 土砂災害に警戒

今日27日(土)午後は、台風7号の接近や梅雨前線の影響で、東海地方では太平洋側の地域を中心に断続的に雨が降り、総雨量はさらに増える見込みです。土砂災害など大雨災害への警戒を続けてください。

東海は200ミリ~300ミリ以上の大雨の所も 土砂災害などに厳重警戒

東海は200ミリ~300ミリ以上の大雨の所も 土砂災害などに厳重警戒

今日27日(土)、台風8号は東海地方から遠ざかり、午前9時に日本の東の海上で温帯低気圧に変わりました。一方、台風7号は、昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて東海地方の沿岸を通過し、最接近する見込みです。また、梅雨前線が本州付近に停滞し、熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、活動が活発な状況が続いています。
降り始め(24日09時)から今日27日(土)午前9時までの降水量は、東海4県ほとんどの所で100ミリ以上を観測し、多い所では200ミリ~300ミリ以上の大雨となっています。これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があります。一旦雨が弱まっていても、土砂災害など大雨災害への警戒を緩めないようにしてください。

今日27日(土)夜にかけての雨の見通し

今日27日(土)夜にかけての雨の見通し

今日27日(土)午後は、梅雨前線や台風7号の活発な雨雲がかかりやすいでしょう。台風7号の接近に伴い、風も強まる見込みです。東海地方は、太平洋側の地域を中心に、夜のはじめ頃まで雨のピークが続く所があるでしょう。雷を伴って、非常に激しい雨の降る所がある見込みです。夜遅くには、広く雨は止むでしょう。

今日27日(土)に予想される1時間降水量(多い所で)
愛知県 40ミリ
岐阜県 20ミリ
三重県 40ミリ
静岡県 70ミリ

今日27日(土)正午からの予想12時間降水量

今日27日(土)正午からの予想12時間降水量

今日27日(土)正午から予想される12時間降水量は、三重県の沿岸部から静岡県にかけて多くなるでしょう。特に、台風7号本体の雨雲がかかる静岡県の伊豆半島の一部では、赤色で示される100ミリ~200ミリが予想されます。この後も、大雨が予想される所があり、総雨量はさらに増える見込みです。
すでに、土砂災害の危険度が高まっている所や増水している河川があります。また、昨夜(26日)の地震により、揺れが強かった静岡県の東部では、地盤が緩んでいる可能性があります。地元気象台が段階的に発表する防災気象情報やキキクル(危険度分布)などの情報に注意してください。
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。

風や波の予想

風や波の予想

台風7号は、風速15メートル以上の強風域を伴っています。台風7号接近時には、東海地方の沿岸部の地域で、強風域に入る所があるでしょう。海上や沿岸部を中心に、暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。むやみに、海岸付近には近づかないようにしましょう。

【風の予想】
今日27日(土)に予想される最大風速(最大瞬間風速)
愛知県陸上 10メートル(20メートル)
愛知県海上 20メートル(30メートル)
三重県陸上 10メートル(20メートル)
三重県海上 20メートル(30メートル)
静岡県陸上 18メートル(30メートル)
静岡県海上 25メートル(35メートル)

【波の予想】
今日27日(土)に予想される波の高さ
愛知県外海     5メートル うねりを伴う
愛知県内海     2メートル うねりを伴う
三重県外海     5メートル うねりを伴う
三重県伊勢志摩内海 2メートル うねりを伴う
三重県内海     1.5メートル うねりを伴う
静岡県       6メートル うねりを伴う
明日28日(日)に予想される波の高さ
愛知県外海     4メートル うねりを伴う
愛知県内海     2メートル うねりを伴う
三重県外海     4メートル うねりを伴う
三重県伊勢志摩内海 2メートル うねりを伴う
三重県内海     1メートル うねりを伴う
静岡県       5メートル うねりを伴う

台風の大雨 土砂災害の前触れは

台風の大雨 土砂災害の前触れは

大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

最新の記事(気象予報士)

関連リンク

竹下 のぞみ

日本気象協会 中部支社気象予報士/宅地建物取引士/競売不動産取扱主任者

竹下 のぞみ

静岡県出身です。大学卒業後、静岡県内の放送局でラジオレポーターを経て、民間気象会社に転職。
1児の母となり、久しぶりの仕事復帰です。生活に密着した季節情報をお伝えできたらと思います。

おすすめ情報

Share.