ウクライナで捕虜となり韓国への亡命を希望する北朝鮮軍兵士がいれば受け入れる意思があると、韓国政府が表明した。北朝鮮軍はロシアの側に立って参戦しているが、数千人の兵士が既に負傷したとされる。
韓国外務省は19日の発表文で、「北朝鮮兵士は憲法上、われわれの市民だ。個人の自由意思を尊重することは、国際法や慣習にも沿う」と説明した。
ウクライナはこれまでにロシアのクルスク州で北朝鮮兵士2人を捕虜にしたと明らかにし、北朝鮮政府がロシアで捕虜となったウクライナ兵士との交換を設定できるのであれば、兵士を帰還させる用意があるとしていた。ゼレンスキー大統領は以前、クルスク州で約4000人の北朝鮮兵士が死傷したと主張。数字の確認は取れていない。
ウクライナで捕虜となった北朝鮮兵士は韓国紙・朝鮮日報とのインタビューに応じ、韓国への亡命を希望すると述べた。同紙はまた、亡命が可能かどうかは韓国政府次第だとするウクライナ当局者の話も報じた。詳細は伝えておらず、ウクライナ当局者の身元も明らかにしていない。
韓国政府はウクライナ政府に意向は伝えたとし、必要な協議は継続すると発表。「北朝鮮兵士が意思に反して、身に危険が及ぶ場所に送られることがあってはならない」と外務省は呼び掛けた。
原題:South Korea Is Willing to Take North Korean POWs from Ukraine(抜粋)
