いま、青森県では「青の煌めきあおもり国スポ」が開かれています。こちらは10月10日の総合開会式です。選手をはじめ多くの人が訪れた開会式の会場には、宮崎県の職員の姿が。県の職員は、あおもり国スポのスタッフの一員として大会を支えていました。
全国から多くの選手や観客が集う、その現場を見てみると、宮崎国スポに向けた課題や準備の状況が見えてきました。

(早瀬純哉記者)
「開会式会場の前には、県産品やご当地グルメを紹介するブースがならんでいますが、こちらには、来年のみやざき国スポ障スポをPRするブースも設けられています」

ブースでは、宮崎県の国スポ・障スポ局の職員が選手団にグッズを配り交流していました。

(宮崎国スポ・障スポ局 甲斐浩平さん)
「来年宮崎なんで、よろしくお願いします」

(参加選手)
「来年宮崎?」
「がんばれ宮崎!新潟からも応援しています!」

(宮崎国スポ・障スポ局 甲斐浩平さん)
「来年宮崎に是非行きたいという声もいただいているので、非常に有意義なものになっている」

宮崎での国スポ・障スポまで1年をきる中、あおもり国スポに派遣された県の職員の数はおよそ100人。宮崎での開催のPRに加え、研修のための派遣です。開会式当日の総合案内所にもその姿が…

(宮崎国スポ・障スポ局 湯川瞭香さん)
「聞かれているのは、場所のことが多い」

(総合案内所の青森県職員)
「入口が4なのね…4から入って、とってこなければならない」

(総合案内所の青森県職員)
「当日になって行ってみないと分からない感じ。厳しいですね。なかなか。やってみないと」

会場では、参加者ごとに入場ゲートや弁当の引き換え場所が指定されていました。広い会場の移動に、歩いて10分以上かかるケースもあり、障害のある参加者からは戸惑いの声が上がっていました。

(総合開会式の参加者)
「右半身が麻痺状態。駐車場の場所は入場ゲートに近い場所に案内されているが、弁当が1番入口だからこちらで貰わないと行けないので大変」

一般観覧が実施されなかったあおもり国スポの開会式の参加者は、およそ3200人でした。一方、来年の宮崎国スポの開会式は、一般の観覧者も含めて、クロキリスタジアムで行われます。

(宮崎国スポ・障スポ局 湯川瞭香さん)
「青森の式典は一般観覧者がいないので、基本的に緩やか。宮崎は青森県さんより来場される方が多く、その分問い合わせも多いのかな」

多くの人の移動をどう支えるかも、大きな課題です。青森では会場周辺の一般車両の通行を規制し、シャトルバスでのピストン輸送で対応しました。

青森では、交通規制によって路線バスに遅れが出たほか、地域住民への説明不足も浮き彫りとなっていました。

(市バスを利用しようとした人)
「車で行くと道路が規制されるので、バスに乗ろうとした。市民に知らされているのは、ベイブリッジや国道や会場がどことか。どこを迂回すればいいかは書いていない」

さらに心配されるのが宿の確保です。今回、取材班もその問題に直面しました。

(早瀬純哉記者)
「きょう青森国スポの開会式が行われますが、我々取材班が泊まったのは、秋田県の北にある大館市です。青森市周辺の宿泊施設は、選手団や関係者などで早くから埋まり、我々はここから100キロ離れた会場に、およそ1時間半かけて向かうことになります」

紅葉など観光シーズンと重なり、青森では国スポ関係者が周辺の県に宿泊せざるを得ない状況となっていました。宮崎県によりますと、宮崎国スポでは、選手や関係者が1日あたり最大1万6000人宿泊する想定です。県は市町村と連携して部屋の確保を進めており、一定のめどは立っているとしています。

(宮崎国スポ・障スポ局 鈴木雅人さん)
「宮崎も観光の名所はたくさんあるが、需要に関して9月10月がどかんとあがるというほどではないので、ある程度受け止められる」

派遣された職員たちは青森での経験を持ち帰り、1年後の宮崎での国スポ・障スポに向けた準備を本格化させていきます。

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