本格的な流行シーズンを前に静岡県内でもインフルエンザの感染拡大が続いています。「異例の早さ」となった流行入りに、県内の医療機関も対応に追われています。
【写真を見る】異例の早さでインフルエンザ感染拡大 医療機関はワクチン接種を大幅前倒し 幼稚園では感染対策を徹底=静岡市
静岡市にある静岡南幼稚園です。子どもたちが元気いっぱいに遊ぶ中、園側が最近、気をもんでいるのがインフルエンザの流行です。
こちらの園では週明け、全体の約1割にあたる14人の園児がインフルエンザで欠席していました。
<静岡南幼稚園 八木望実教諭>
「今年は流行るのがとても早いなと私たちも感じていて。みんなで気をつけようねというのは呼びかけて心がけている」
園では、こまめな手洗いやうがい、消毒を徹底、毎朝、園児の体温を確認するなどできる限りの感染対策に努めています。
<八木教諭>
「今このくらいの人数(インフルエンザ感染者が)出ていますよというのも、すぐに状況を保護者の方にも知らせていて、ご家庭でも協力していただけるようにしている」
■早期流行を受けワクチン接種を大幅前倒し
静岡県によりますと、8月31日からの1週間に県内の医療機関で報告されたインフルエンザの患者数は2.06人で、流行期の目安となる「1.00」を超えています。
エリア別で見てみると、御殿場が4.50、次いで東部が2.75、静岡市・中部が2.50と高い数字になっています。
例年よりも早いインフルエンザの流行を受け、県内の医療機関も対応に追われています。静岡市のこちらの病院では例年、10月からインフルエンザワクチンの接種を始めていますが、早期流行を受け接種時期を大幅に「前倒し」しました。
早速、ワクチンの接種に訪れる家族の姿も。
<ワクチン接種に来た人>
「周りで流行り始めてるのと、割と他の県でも流行っているのを見たので、いつもだったら年末近くに打つんですけど、ちょっと早めに打ちに来ました」
<ワクチン接種に来た人>
「全然イメージわかないですね。私も(インフルエンザは)冬のイメージが強かったので、こんな夏から流行するんだなと」
■「インフルエンザになってからでは間に合わない」
病院側も、例年より多くワクチンを確保しています。
<いとう耳鼻咽喉科 伊藤純一院長>
「ことしは卸しの人に無理言って、なるべく早く、量も多めに早めに持ってくるように頼んでいます」
本格的な流行期に入る前にワクチンを打つべきだといいます。
<伊藤院長>
「ワクチンの効果は大体5か月から6か月、半年もちますので、今から打っても大丈夫。早く打たないと(インフルエンザに)なってからでは間に合いませんので」
異例の早さで感染拡大を続けるインフルエンザ。感染しないためにも日頃からの注意・警戒が必要です。
静岡放送
