ことしの梅雨明け  なぜ遅い? 午後発表は何年ぶり? 沖縄気象台に聞いた

青空が垣間見られる、梅雨明けとなった沖縄地方=29日午後、沖縄県宜野湾市の宜野湾トロピカルビーチ(喜瀨守昭撮影)

 例年より遅く、29日に梅雨明けに関する発表のあった沖縄地方。今年の梅雨の特徴などについて沖縄気象台に聞いた。

 5月の沖縄地方は梅雨前線や低気圧、湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなり、沖縄本島地方では23日に線状降水帯が発生した。6月は梅雨前線に向かって湿った空気が流れ込んだことや、沖縄地方に接近した台風6、7号の影響で曇りや雨の日が多くなった。

 6月中旬から下旬にかけて、太平洋高気圧に覆われて晴れが続いたが、梅雨明けは発表されなかった。気象台によると、梅雨前線が南下することなどで6月下旬は曇りや雨になる見込みだったため、発表を見送った。

 梅雨明けは例年、午前11時ごろに発表されるが、29日は午後2時の発表となり、午後の発表は2014年以来12年ぶりだった。気象台によると、29日は先島諸島の近くに降水域があり曇りの予報が出ていたため、午前中の発表を見送った。

 その後、予想よりも晴れ間が広がったことなどから、午後に梅雨明けを発表した。

 気象台が29日に発表した梅雨明けは速報値。気象庁は毎年、梅雨の時期を過ぎてから、実際の天候経過を基にした確定値を9月初めに発表している。梅雨入りや梅雨明けの時期は確定値で変わることがあり、昨年は梅雨入りの速報値が5月22日ごろだったが、確定値は5月5日ごろとなり、17日早まった。(武井悠)

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