2026年6月15日 21:01

山形県米沢市の県立高校付近でクマの出没が相次いでいる事態を受け、生徒が通学で使う路線バスを高校の敷地内に乗り入れる新たな運用が15日から始まりました。
路線バスの乗り入れが始まったのは、米沢市の県立米沢興譲館高校の敷地内です。現在、米沢市が山形交通に委託している路線バスの最寄りのバス停は、興譲館高の校舎からおよそ500メートル離れており、周囲に逃げ込める建物が少ない状況です。付近では、5月からクマの出没が相次いでいて、学校と保護者は米沢市に生徒の安全確保のため学校敷地内への路線バスの乗り入れを要望。15日午前7時39分に最寄りの興譲館高校前に到着する始発便について学校敷地内に乗り入れる新たな運用が始まりました。
生徒「バス停の近くは森みたいな所なので1人でバス停から来た時とか猿や他の動物もいるんじゃないかと冷や冷やしていたので良かった」「帰りの方が暗いし森がより暗くてすごく怖いので帰りも学校まで来てくれると嬉しい」
米沢興譲館高校・舟山和彦校長「まずは生徒が多く利用する便でできるだけ多く乗り入れや学校近くで降ろしてもらいたい。何かあった時に逃げ込める所や建物への距離が短ければ生徒も保護者も安心だと思う」
興譲館高校によりますと現在、路線バスを使って登校しているのは全校生586人のうち13人ほどですが、雨の時には50人ほどの生徒が利用するということです。米沢市では当面の間、始発便のみについて敷地内乗り入れを続けながら、年内に乗り入れる便の数を増やし、新たなバス停の設置なども検討していく方針です。
最終更新日:2026年6月15日 21:01
