静岡市中央公園のイベント広場では円形芝生に沿って車両が展示された。
晴天に恵まれた2026年5月24日、静岡県富士市にある富士市中央公園の多目的広場とイベント広場を舞台に、「富士山オールドカーフェスタ2026」が開催された。主催する事務局は静岡クラシックカークラブのメンバーが中心となって構成されており、友好クラブなどが協力して2010年から続いている。前年は雨天のため中止されてしまったが、2026年は朝から晴天に恵まれ絶好のイベント日和。会場は川を挟んで東西に広がる公園で、東側ではコスプレイベントが開催されていたこともあり、大勢の来場者で賑わった。
メインの展示は多目的広場で100台が並んだ。
例年は多目的広場を使用して開催されてきたイベントだが、2026年は事前エントリーが予定より増えたため、急きょ隣り合うイベント広場にも展示されることになった。イベント広場は中央で円形に芝生が広がるため、ぐるりと円を描くようにして車両が展示された。対して多目的広場は白線が敷かれており、列をなすように展示されている。静岡クラシックカークラブの車両がイベント広場に展示された模様で、一般参加車が多目的広場へ集められた。
ランチア・ストラトスとMG-TDが並ぶ。
参加車両については1988年以前に生産された国内外のクルマとされていて、当初の募集台数は140台。また一部年式の新しい車種も参加していたが、それらの多くは特別展示として主催者に認められたクルマたち。前年が雨で中止となったこともあり2026年は雨天決行とされていたが、天候に関しては杞憂だった。そのためかイベントが開始される9時半には中央公園の駐車場がほぼ満車状態。だが富士市役所駐車場が来場者用のスペースとされたため、多くの人が楽しまれていた。
コンテッサ1300クーペとベレット1600GTR、2台の国産名車。
参加者には食券が配られ、会場に2つ出店された飲食店どちらかで好きなものが選べるようにされていた。もちろん有料ながら来場者にも販売されていたので、広い公園でランチをしながら旧車たちを眺められた。また物販店も参加され、ミニカーや古着、ガレージグッズや自動車関連の雑貨が販売された。
コスモスポーツや410ブルーバードのほか、90年代のクラウンも参加していた。
展示された車両に偏りはなく、満遍ない国籍・メーカーのクルマが並んだことも特徴だろう。旧車イベントだとスカイラインやフェアレディZなどの日産車ばかりというケースも良くあるが、主催である静岡クラシックカークラブには古い輸入車が多いこともあり幅広い車種が並んだようだ。強いて言えば360cc時代や550cc時代の軽自動車、アメリカ車が少なかった印象だ。
フェアレデー1200とシトロエン11CVなど50年代や60年代のクルマも多かった。
イベント開催中に特別な催しはなく、終始和やかに旧車談義が聞かれた。オーナー同士の親睦と交流をメインに、「若者のクルマ離れ」を食い止めるべく一般来場者とのふれあいを目的としている。以下、写真を中心に当日の模様をお伝えしたい。
午前9時半から開会式が行われた。
BMWイセッタやメッサーシュミットなどのバブルカーが仲良く並ぶ。
ミゼットやポーターなど360cc時代の軽自動車が人目を引いていた。
トヨタスポーツ800とトヨタ2000GT、2台の名車は注目の的だった。
ロータス・ヨーロッパやBMW2002などスーパーカーブーム時代のクルマも多かった。
スカイライン2000GT-RやTE27スプリンタートレノ/カローラレビンなどお馴染みの国産旧車たち。
フェアレディのツーショット。
こちらはジャガーEタイプのツーショット。
珍しいNSU TTSの奥にスプリンターが2台並ぶ。
カローラとセリカLBが仲良く並ぶ。
