岩手自慢の「食」を県の内外にPRする大商談会が16日、盛岡市で開かれました。ナフサ不足で商品を包むフィルムが値上がりするなど、苦境に立つ企業も販路の拡大を目指します。
今野記者
「100を超える店が出店する今回の大商談会。商品をPRしようと会場は熱気にあふれています」
16回目の開催となったことしの大商談会には、県内105の店が出展しました。
そして、岩手の豊かな自然が育んだチーズや前沢牛など自慢の逸品の試食を振るまいながら、アメリカや東南アジア向けの輸出関連事業者を含む330人あまりの仕入れ担当者にPRしました。
こちらの会社は、県産の小麦「ユキチカラ」や盛岡産のカエデのシロップを使ったフィナンシェをことし発売。しかし、中東情勢の影響で、ナフサが使われている包装フィルムの値段が3割値上げし、納期が未定の中、おいしさを知ってもらいたいと今回初出店しました。
秀吉 渡邉里沙取締役
「不安は考えればきりはないが、前に進んでいけばそれについてくるものがあるかなと思うので、きょうは多くの人に知ってもらえればいい」
大規模な山林火災で被害を受けた大槌町は、地元の特産品「いわて大槌サーモン」をサクラのチップで燻製にした冷燻を中心にPRしました。
大槌町観光交流協会 平賀聡事務局長
「おかげさまで養殖サーモンは6月1日から水揚げが始まって今、順調にとれているのでそれを使って商品を作っていっぱい売って、復興に向け頑張っていきたい」
被災から立ち上がろうとする大槌町に仕入れ担当者は…
イオン琉球 バイヤー
「沖縄でも先日豪雨などで最近自然災害続いているが、”食”の部分で助けることができれば協力したいなと思う」
県としても販路の拡大に期待を込めています。
県商工労働観光部産業経済交流課 佐藤マチ子 担当課長
「岩手の食についてPRを積極的に行ってもらうことによって、販路拡大はもちろんだが、県外の方々に魅力を知ってもらうことに繋がればと思う」
県は今後も名古屋や東京など国内4か所で商談会を開き、岩手の食の魅力を広めていくことにしています。
