沖縄の特産品として知られる「海ぶどう」の陸上養殖に、長崎県諫早市の水産会社が取り組んでいます。
県内初となる養殖施設を諫早市の大久保潔重市長が視察し、地元の新たな特産品への期待を寄せました。
【写真を見る】沖縄だけじゃない 諫早で育つ「海ぶどう」長崎県内初の陸上養殖施設を市長が視察
■「グリーンキャビア」 海ぶどうを県内で養殖
「海ぶどう」は、見た目とプチプチとした食感から「グリーンキャビア」とも呼ばれる海藻です。低カロリーで食物繊維やビタミンを豊富に含むことでも知られています。
諫早市小長井町の平田水産は、2026年3月、長崎県と諫早市の補助を受けて県内初となる海ぶどうの陸上養殖施設を整備しました。
■市長も試食「諫早で買って食べられる」
施設を訪れた大久保潔重市長は、養殖された海ぶどうを試食し、その食感を確かめました。
大久保市長は、「食感がいいですよね。いつもは沖縄に出張に行ったときに那覇の空港で買っていたのが、諫早で購入できて食べられる」と話し、地元で生産されることへの期待を示しました。
■月およそ200キロを出荷 「夏の諫早の名物に」
ほとんどの海ぶどうは陸上で養殖されており、およそ1か月で収穫できます。
平田水産では約4年前から試験的な養殖を続け、現在は24基の水槽で毎月およそ200キロを収穫・販売しています。
試食した佐野裕一朗記者「ほどよい塩加減と、つぶつぶとした食感がとてもおいしい」
平田水産の平田剛輝さんは、「多くの人に手に取ってもらえる商品ができたので、『諫早といえば夏は海ぶどう』となってくれたらいい」と話し、新たな地域ブランドとしての定着に期待を寄せました。
■直売所や道の駅で販売
養殖された海ぶどうは、諫早湾漁業協同組合小長井直売店や市内の道の駅などで販売されています。
長崎放送
