弘前市の「弘前れんが倉庫美術館」がことしで開館5年を迎えるのを記念した特別展が始まり、4日、開幕の式典が行われました。

弘前市の「弘前れんが倉庫美術館」ではことし7月で開館から5年となるのを記念した特別展、「ニュー・ユートピア」が4日から始まり、開幕を祝う式典が行われました。

式典には弘前市出身のアーティスト奈良美智さんが出席し、「美術館の知名度が上がり、展覧会の質も上がっている。弘前の持つコミュニティ力でどんどんファンを増やし、広まっていってほしい」とあいさつしました。

会場では奈良さんの作品や「生態系」をテーマにしたアート作品などおよそ130点が紹介されています。

このうち、「北国の女の子」は奈良さんがことし制作した新作の水彩画で、鋭いまなざしを向ける女の子が独特のタッチで描かれています。

また、東京で活躍するアーティスト、川内理香子さんの「PIC−NIC」は動物やその餌となる食べ物を色とりどりの布や毛糸を使った刺しゅうで描いたアート作品で、命の循環が表現されています。

このほか会場には美術館の開館からこれまでの歩みを、年表のパネルや当時の展覧会のポスターなどで紹介するコーナーも設けられています。

東京都の50代の女性は「いろいろな作品を見られて楽しかったです。この美術館は見たことがある作品でも違うように見えるのが楽しいです」と話していました。

この展覧会はことし11月16日まで開かれています。

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