スパレッティ、ユヴェントスの選手に一流のメンタリティーを要求

ユヴェントスは木曜夜、2-2の引き分けに終わった。この結果に、指揮官は眠れぬ夜を過ごすことになった。スパレッティは引き分けを厳しく評価。パフォーマンスは向上したものの、選手たちには主要タイトルを争うために必要な決定力がまだ欠けていると指摘した。そして、一流の選手と真のチャンピオンの違いを語り、バロンドールを8度受賞した選手を、チームが見習うべき究極の手本に挙げた。

「例えばメッシは、起きていることを総合的に把握している。何をするかより先に、考えと先を見越した理解がある。そこが優れた選手と、あらゆることを予測するチャンピオンとの差だ。大切なのは目と頭で、その後に技術が来る。今日のようにゴール前でチャンスが生まれたら、誰かが届けてくれるのを待つのではなく、自分でつかみに行かなければならない」とスパレッティは『Sky Sport Italia』に語った。

ルクミのゴール取り消しに不満FBL-EUR-C3-JUVENTUS-RENNESGetty Images

この夜の大きな話題の一つは、終盤にジョン・ルクミが決めたものの、最終的に審判団に取り消されたゴールだった。この判定により、ユヴェントスは劇的な逆転を果たせなかった。スパレッティは試合終盤のルールの解釈に明らかにいら立っていた。問題の場面が起きる前に、レンヌの守備陣には危険に対処する十分な時間があったと考えている。

「主審は良かったが、ルクミのゴールを取り消す判断については、少しそうではなかった。知人がルールはかなり明確だと言うのを聞いたが、実際の場面には多少の解釈の余地がある。残念だった。レンヌのDFはボールが来るのを見て、どうするか決める時間も十分にあった。それから、我々の誰にも妨害されていないのに、誤った動きをした」と説明した。

守備の綻びと眠れぬ夜

攻撃面に改善が見られた一方、ユヴェントスの指揮官はチームが喫した失点を懸念し続けている。ピッチの広い範囲を素早くカバーしなければならないとき、チームはしばしば対応に苦しんでいるように見えると指摘。攻撃から守備への切り替えが効果的にできず、この試合全体を見れば「防げた」はずだとベテラン指揮官が評する2失点につながった。

「我々はこれに少し慣れてしまっている。以前から続いている根本的な問題だ。前に出ることに不安があるが、ボールがすぐに戻ってくるなら、我々も素早く押し上げなければならない。ボールの動きに合わせて対応し、奪い返さなければならないが、時に少し時間がかかる。ただ、今日はすでにうまくやれていた。前へ走り出す相手のMFを追う選択が何度もできていたからだ。残念ながら、喫するべきではなかった2失点をしてしまった」とスパレッティは分析した

過密日程を前にコンディションにも懸念FBL-EUR-C3-JUVENTUS-RENNESGetty Images

指揮官の悩みをさらに増やしているのが、ハーフタイムに交代を余儀なくされたゼキ・チェリクの負傷の可能性だ。次の試合までの間隔が短く、DFを欠けば、すでに厳しい状況にあるチームへの負担はさらに増しかねない。スパレッティは、短期間での復帰は難しそうだと認めた。安定した戦いを求める指揮官にとって、眠れぬ夜が続く理由がまた一つ増えた。

「筋肉が張ったと感じたそうだ。本人はどこも痛めていないと思うと言っていたが、2日で復帰させるのは難しいと思う」と、交代について問われた指揮官は認めた。「選手たちの出来は良くなったが、私はこのところ眠れない夜が続いている。試合に勝てなければ満足できない。選手たちは非常によく応えてくれたように見えたし、レベルを上げたが、我々にはまだ足りないものがある。それは最初から見据えておかなければならなかった目標だ」

Share.