過去最速のインフル流行入り 去年より約2カ月早く…学年・学級閉鎖も【佐賀県】

過去最速のインフル流行入り 去年より約2カ月早く…学年・学級閉鎖も【佐賀県】

これまでで最も早い流行期入りです。県内ではインフルエンザの患者が増加し県は16日流行期に入ったと発表しました。

県によりますと9月7日からの1週間、県内でインフルエンザと診断された患者数は1医療機関あたり1.63人となり、目安となっている1人を超え、流行期に入ったと発表しました。
去年よりも2カ月近く早くこれまでで最も早かった2019年と並ぶ異例の早さです。
こうした中インフルエンザの予防接種を早める医療機関もあります。
佐賀市のクリニックでは9月11日から自己負担での任意接種を始めました。

【予防接種を受けに来た】
「社内は人も多いしですね。だいぶ流行っているという話もあるし会社からの補助もあるので受けに来ました」

9月に入り発熱外来を訪れる患者が増えていて、例年10月ごろに始める接種を前倒したといいます。

【恵比寿クリニック 山田隆啓院長】
「開業して初めてですね。早めようというのは。問い合わせも多かったのでワクチンが届いたらすぐ始めようという」

希望者は会社員が中心で、5連休を前にこうした人も。

【恵比寿クリニック 山田隆啓院長】
「流行っている地域に旅行に行きたいという、旅行する予定があるという人が来られてますね」

一方、感染は子供たちの間でも。
9月11日、県内の中学校で今シーズン初めての学年閉鎖となり小学校でも1件の学級閉鎖がありました。
県は、これからより一層患者数が増えると予想されるとして、石けんを使ったこまめな手洗いや換気などを呼びかけています。

【川野】
異例の早さでの流行入り、そして予防接種も始まっていますが詳しく見ていきます。
インフルエンザの予防接種には個人が希望して自己負担で受ける「任意予防接種」と、65歳以上の高齢者などを対象に市町が費用を補助する「定期予防接種」があります。
自己負担額は無料から1500円と市町によって違います。
また任意接種でも子供の接種費用を補助する自治体も多くあります。
では開始時期についてです。
VTRにもありましたが任意接種は一部で始まっています。
すでに始めている佐賀市の別の病院も「希望者が多かったので9月に接種を始めた」と話していました。
次に定期予防接種についてです。
県によりますと県内の定期予防接種は10月1日からです。
全国的にはすでに始めている自治体もありますが調整に時間もかかるということで例年通りの判断になりました。
金額や医療機関などは事前にご確認ください。

【原竹】
接種を早めても効果は続く?

【川野】
16日取材したクリニックの院長はこう話しています。

【恵比寿クリニック 山田隆啓院長】
「早く流行ったから早く打つというのは非常にいいことなんですけど。3月まで今打った抗体が残っているかっていうのが少し心もとない面があります。早く打った方は年末か年始にもう1回打っておくというのも一つの大きな手だと思います」

【川野】
ワクチンの効果は6カ月程度とされていますので、気になる方は2回打つのも選択肢の1つかもしれません。
まずは、石けんを使ったこまめな手洗いや換気、マスクの着用など基本的な感染予防を心がけていただければと思います。

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