女子ゴルフツアーゴルフ5レディース最終日 ( 2026年9月6日 岐阜県 ゴルフ5カントリーみずなみ(6531ヤード、パー72) )

プレーオフを制してツアー初優勝を果たし、喜ぶ福田萌維
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プロ2年目の福田萌維(めい、20=ニトリ)がツアー初優勝を飾った。単独首位から出て6バーディー、1ダブルボギーの68で回り、通算15アンダーで並んだ木戸愛(36=日本ケアサプライ)とのプレーオフを3ホール目で制した。和歌山県出身者としても初勝利となった。
プレーオフ3ホール目。5メートルのバーディーパットを沈めて決着をつけると、福田萌は満面の笑みを浮かべた。プロ2年目での初優勝に「こんなに早くできると思っていなかった。まだ信じられない」と夢見心地だった。
6バーディーと快調にスコアを伸ばしてトップを快走していたが、落とし穴が待っていた。17番でラフからの第2打を左の林に打ち込み、ダブルボギーで木戸に並ばれた。
それでも「そんなにうまくいくわけがないと思っていた。焦りはなかった」。崩れなかったのは準備に裏打ちされた自信があったからだ。普段の練習は9ホールで終えるが、今回は実戦に近い経験を積むために2日連続18ホールを回り「そこで(調子が)良くなった」。プレーオフは2ホール目までパーで粘り、勝利を手繰り寄せた。
和歌山県出身者として初のツアー優勝者となった20歳は「和歌山はジュニアゴルファーが少ないので、私の優勝をきっかけにゴルフを始めるジュニアが増えたらうれしい」と白い歯を見せた。前週のホステス大会ニトリ・レディースで予選落ちした悔しさも晴らした。
小学生時代、所属していた少年野球チームの指導者に勧められ、ゴルフを始めた。高校は宮崎・日章学園に進んだ。週5回ラウンドできる環境で腕を磨き、1学年上の菅楓華、荒木優奈と共に全国高校選手権団体優勝。「いいお手本の2人がいて、私もここまで来られた」とメルセデスランク3位、4位につける先輩に感謝した。
「経験を重ねて、海外でも戦っていきたい」。日本女子ゴルフ界に将来が楽しみな新星がまた一人、現れた。
≪和歌山県出身として初優勝≫福田が和歌山県出身として初優勝を飾り、国内女子ツアーで未勝利都道府県は秋田、長野、三重、石川、奈良、島根、高知、佐賀の8県になった。最多優勝人数は東京の20人、最多優勝回数は熊本の157回となっている。
◇福田 萌維(ふくだ・めい)2006年(平18)6月18日生まれ、和歌山県岩出市出身の20歳。9歳でゴルフを始める。宮崎・日章学園高卒。24年プロテストに一発合格。今年6月の下部ツアー、ルートインカップでプロ初優勝。スポーツ歴は野球、水泳。趣味は映画観賞。名前の由来は「となりのトトロ」の登場人物「メイ」。1メートル67、60キロ。血液型O。
