逆張りの進路戦略で「海外大進学」も視野に入れる
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18歳の選択で将来は決まらない。学びながら専攻を変えられる米国大学の仕組みとは

2026.09.02
子育て・教育

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「有名大学を出れば将来は安泰」という時代は終わり、ひたすら偏差値の高い学校を目指すだけでは、就職でつまずく可能性も出てきました。今は「即戦力となるスキルや経験」がより厳しく問われる時代です。そうした中、仕事で自在に使える英語力や海外経験があれば、就職面でも確実に有利になります。本特集では、幼い頃から特別な英語教育をしてこなかった家庭でも、費用を抑えながら現実的に目指せる、海外大進学を視野に入れた逆張りの進路戦略を紹介していきます。

逆張りの進路戦略で「海外大進学」も視野に入れる

閲覧中第1回
早稲田文系を退学し米国大で理転 広がった将来の選択肢

息子の「早稲田大退学」を喜んだ理由

 高校2年時の進路選択で文系を選び、早稲田大学文化構想学部へ進学した近松修一さんの長男は、早稲田大学入学から半年ほどで退学を決意。父親の近松さんが東京校の事務局長を務める、海外大学への進学準備教育を行うインターナショナルスクールNIC International College in Japan(以下、NIC、東京・新宿)で1年間学んだのち、米国カリフォルニア州の二年生大学(カレッジ)を経て、米国の難関大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)へ編入しました。大学では幅広い分野を学び、生物心理学の授業をとったことをきっかけに、より理系色の強い生物化学を専攻。現在は米国・サンディエゴにある製薬企業に勤務し、医療品の商品企画の仕事をしています。

 「高校で文系を選んだ時点では、理系の知識が問われる製薬の企画に関わる仕事に就くことなど、本人もまったく考えていなかったと思います。日本にいたままでは、まず選べなかった進路です。長男は現在30歳になりましたが、きれいな海の近くに暮らし、仕事も充実していて、本当に楽しそうです」と、父であり、NICの事務局長として海外大学進学を支援する近松さんは話します。

 日本では、高校で文系を選んだ後に生物化学などの理系分野へ進路を変更したければ、数学や理科を学び直した上で、大学の理系学部の入試を突破しなければならない、というのが一般的です。なぜ、長男は理系の道に転向することができたのでしょう。また、そもそもなぜ、国内では強い人気を誇る早稲田大学を退学したのでしょうか。長男の海外大学進学の軌跡をたどりつつ、詳しく聞いていきます。

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