南部アフリカに求道の炎が赤々と
南部アフリカに求道の炎(ほのお)が赤々と
2026年8月5日
南ア、ザンビア、ナミビア、モザンビーク、エスワティニ、レソトの友が集った南部アフリカ総会
南ア、ザンビア、ナミビア、モザンビーク、エスワティニ、レソトの友が集った南部アフリカ総会
全ての人が違いを超えて輝く「虹の国」から、新たな広布の波――南アフリカ・ヨハネスブルクで開催された「南部アフリカ総会」(6月28日)における、活動報告2題と、谷川SGI理事長の話の要旨を紹介する。
南アフリカ ムヴェロ・ミドリ・マフラングさん
南アフリカ ムヴェロ・ミドリ・マフラングさん
自分にしかない使命
自分にしかない使命
信心強盛な母の姿を通して、信心根本に生きる大切さを学び、「なにの兵法よりも法華経の兵法をもちい給うべし」(新1623・全1192)の御文を心に刻んできました。7歳の時に両親が離婚しましたが、私は恵まれた日々を過ごしました。家計に余裕がない中でも、母は生活を切り詰め、十分な教育を受けさせてくれました。
大学では力の限り勉学に挑戦。実力が追いつかず、夜が更けた教室の外で座り込み、“もう諦めようか”と思ったことも。そんな時も、絶え間なく励ましてくれる母に支えられ、2019年に建築学の学位を取得することができました。
しかし、壁は続きます。あれほど苦労したにもかかわらず、本当に自分が進みたい道は建築なのか、確信が持てなくなったのです。建築の道から距離を置いてみようと、韓国で英語を教える資格を取得。ですが、コロナ禍によるロックダウンが始まり、韓国に行く計画は水の泡に。追い打ちをかけるように、幼少期からの大切な友人との仲が急速に悪化。私は、何も信じられなくなりました。
家に引きこもり、1カ月以上、ほとんど誰とも話しませんでしたが、この時も、母だけは寄り添ってくれました。唱題の目標を定め、挑戦。池田先生の書籍も読み進めました。この“静寂の時間”のおかげで、考えを整理でき、人生と向き合うことができたのです。
祈りを深める中、映画業界で働く近所の方と知り合いました。交流を重ねる中、その人が「ドキュメンタリー制作の舞台裏の写真を撮影してみませんか」と声をかけてくれました。写真撮影の仕事に関心があった私にとって、これは絶好の機会でしたが、正直、恐怖でいっぱいでした。失敗して、誰かをがっかりさせたくなかったからです。
それでも、池田先生の指導から学んだ、“自分にしかできない使命に全力を尽くす”との精神で、立ち向かおうと決意。この決断が新しい道を切り開き、自信となりました。
フォトグラファーとして仕事を重ねつつ、仲間と共に、写真撮影やイベントを行うスタジオを運営。さらに、写真撮影がきっかけとなり、アートディレクションの仕事を任せてもらうなど、活動の幅が広がっています。思えば、建築の勉強を通じて培ったスキルも仕事で生かされており、かつて友人関係で葛藤した経験も、新たな友情を築く際に生かされています。
この信心で“人間革命の手応え”を実感できた喜びを胸に、これからも、家族や友人、そして同志に尽くしていきます。
大学では力(ちから)の限り勉学に挑(ちょう)戦(せん)。実力が追いつかず、夜が更(ふ)けた教室の外で座(すわ)り込(こ)み、“もう諦(あきら)めようか”と思ったことも。そんな時も、絶え間なく励(はげ)ましてくれる母に支えられ、2019年に建築学の学位を取得することができました。
しかし、壁(かべ)は続きます。あれほど苦労したにもかかわらず、本当に自分が進みたい道は建築なのか、確信が持てなくなったのです。建築の道から距(きょ)離(り)を置いてみようと、韓国で英語を教える資格を取得。ですが、コロナ禍(か)によるロックダウンが始まり、韓国に行く計画は水(みず)の泡(あわ)に。追い打ちをかけるように、幼(よう)少(しょう)期(き)からの大切な友人との仲が急速に悪化。私は、何も信じられなくなりました。
家に引きこもり、1カ月以上、ほとんど誰(だれ)とも話しませんでしたが、この時も、母だけは寄(よ)り添(そ)ってくれました。唱題の目標を定め、挑戦。池田先生の書(しょ)籍(せき)も読み進めました。この“静(せい)寂(じゃく)の時間”のおかげで、考えを整理でき、人生と向き合うことができたのです。
祈(いの)りを深める中、映(えい)画(が)業界で働く近所の方(かた)と知り合いました。交流を重ねる中、その人が「ドキュメンタリー制作の舞(ぶ)台(たい)裏(うら)の写真を撮(さつ)影(えい)してみませんか」と声をかけてくれました。写真撮影の仕事に関心があった私にとって、これは絶好の機会でしたが、正直、恐(きょう)怖(ふ)でいっぱいでした。失敗して、誰かをがっかりさせたくなかったからです。
それでも、池田先生の指導から学んだ、“自分にしかできない使命に全力を尽(つ)くす”との精神で、立ち向かおうと決意。この決断が新しい道を切り開き、自信となりました。
フォトグラファーとして仕事を重ねつつ、仲間と共に、写真撮影やイベントを行うスタジオを運営。さらに、写真撮影がきっかけとなり、アートディレクションの仕事を任(まか)せてもらうなど、活動の幅(はば)が広がっています。思えば、建築の勉強を通じて培(つちか)ったスキルも仕事で生かされており、かつて友人関係で葛(かっ)藤(とう)した経験も、新たな友情を築く際(さい)に生かされています。
この信心で“人間革命の手(て)応(ごた)え”を実感できた喜びを胸(むね)に、これからも、家族や友人、そして同志に尽くしていきます。
ザンビア パトリック・チャングエ壮年部長
ザンビア パトリック・チャングエ壮年部長
想像した以上の功徳
想像した以上の功(く)徳(どく)
この信仰の実践を始めて今年で三十余年。私の大きな課題は、妻に信心を理解してもらうことでした。
出会った頃、彼女はよく言いました。「あなたのことは全て好きだけど、ただ一つ気に入らないのは、あなたが仏教徒だということよ」と。私は答えました。「違うよ。あなたが私のことを好きなのは全て、私が仏教徒だからなんだよ」。共に会合に参加する中で、彼女は少しずつ、私の“良い部分”は、この信仰で培われたものだと理解してくれました。やがて彼女も信心を始め、私たちは結婚。子どもにも恵まれました。
3人目の子が生まれた後のことです。妻が原因不明の腰痛に。2013年、背骨付近の腫瘍が骨まで破壊しているとの診断を受けました。すぐに腫瘍を切除する必要があるものの、手術には大金が必要とのこと。
セカンドオピニオンで訪ねた医師は、もしザンビアで手術すれば、ほぼ手術室から生きて帰ることはなく、二度と歩けなくなるだろうと断言。腫瘍は悪性の可能性があり、急速に広がって、命を落とす恐れさえあると告げられました。
費用面からも、インドでの手術が提案されました。私はこれまでの感謝を込めて、必死に唱題。幸いなことに、義理のきょうだいが費用を負担してくれ、妻は手術を受けることができたのです。
喜びもつかの間、再び衝撃的な知らせが届きます。腫瘍は悪性で多発性骨髄腫だというのです。帰国した彼女は半年以上、胸から下がまひした状態でしたが、私は毎日のように、彼女を治療に連れ出しました。
薬の副作用もありましたが、短い時間でも一緒に唱題。ペースは遅かったものの、少しずつ回復していく妻が、心から御本尊の力を確信し、信仰を深めていく姿に触れ、私も勇気をもらいました。
およそ1年にわたる闘病で、彼女は再び歩けるようになったのです。
骨髄の移植を受けるため、彼女は再びインドへ。この時も大金が必要でしたが、ザンビア政府の全額負担になりました。その後も、がんの再発、経済苦など、危機は続きましたが、信心根本の戦いで、乗り越えることができました。
想像した以上の功徳に、深い感謝と決意を込めて唱題し、学会活動へ。昨年の検査で、妻の体から、がんは全く検出されませんでした! 12年もの闘病の末、妙法の力で、医師が「不可能」と言ったことが可能になったのです。いかなる障害も、仏法の功力にはかなわないという証しとして、この場で活動報告でき、感謝は尽きません。
出会った頃(ころ)、彼女はよく言いました。「あなたのことは全て好きだけど、ただ一つ気に入らないのは、あなたが仏教徒だということよ」と。私は答えました。「違(ちが)うよ。あなたが私のことを好きなのは全て、私が仏教徒だからなんだよ」。共に会合に参加する中で、彼女は少しずつ、私の“良い部分”は、この信(しん)仰(こう)で培(つちか)われたものだと理解してくれました。やがて彼女も信心を始め、私たちは結(けっ)婚(こん)。子どもにも恵(めぐ)まれました。
3人目の子が生まれた後のことです。妻が原因不明の腰(よう)痛(つう)に。2013年、背(せ)骨(ぼね)付近の腫(しゅ)瘍(よう)が骨まで破(は)壊(かい)しているとの診(しん)断(だん)を受けました。すぐに腫瘍を切(せつ)除(じょ)する必要があるものの、手術には大金が必要とのこと。
セカンドオピニオンで訪(たず)ねた医師は、もしザンビアで手術すれば、ほぼ手術室から生きて帰ることはなく、二度と歩けなくなるだろうと断言。腫瘍は悪性の可能性があり、急速に広がって、命を落とす恐(おそ)れさえあると告げられました。
費用面からも、インドでの手術が提案されました。私はこれまでの感謝を込(こ)めて、必死に唱題。幸いなことに、義理のきょうだいが費用を負(ふ)担(たん)してくれ、妻は手術を受けることができたのです。
喜びもつかの間、再び衝(しょう)撃(げき)的な知らせが届(とど)きます。腫瘍は悪性で多(た)発(はつ)性(せい)骨(こつ)髄(ずい)腫(しゅ)だというのです。帰国した彼女は半年以上、胸(むね)から下がまひした状態でしたが、私は毎日のように、彼女を治療に連れ出しました。
薬の副作用もありましたが、短い時間でも一(いっ)緒(しょ)に唱題。ペースは遅(おそ)かったものの、少しずつ回復していく妻が、心から御本尊の力(ちから)を確信し、信仰を深めていく姿(すがた)に触(ふ)れ、私も勇気をもらいました。
およそ1年にわたる闘(とう)病(びょう)で、彼女は再び歩けるようになったのです。
骨髄の移植を受けるため、彼女は再びインドへ。この時も大金が必要でしたが、ザンビア政府の全額負(ふ)担(たん)になりました。その後も、がんの再発、経(けい)済(ざい)苦(く)など、危(き)機(き)は続きましたが、信心根本の戦いで、乗(の)り越(こ)えることができました。
想像した以上の功(く)徳(どく)に、深い感謝と決意を込(こ)めて唱題し、学会活動へ。昨年の検査で、妻の体から、がんは全く検(けん)出(しゅつ)されませんでした! 12年もの闘病の末、妙法の力(ちから)で、医師が「不可能」と言ったことが可能になったのです。いかなる障(しょう)害(がい)も、仏法の功(く)力(りき)にはかなわないという証(あか)しとして、この場で活動報告でき、感謝は尽(つ)きません。
南部アフリカ総会での谷川SGI理事長の話(要旨)
南部アフリカ総会での谷川SGI理事長の話(要旨)
確信の祈りこそ根本の力
確信の祈りこそ根本の力(ちから)
求道の炎が燃え立つ南部アフリカ総会には、SGIアフリカ訪問団も出席した
求道の炎が燃え立つ南部アフリカ総会には、SGIアフリカ訪問団も出席した
一、分断と対立が深刻化し、戦火の拡大を憂う世界情勢にあって、人類の宿命の転換を可能にするのは、私たちの広宣流布運動の伸展以外にありません。
その戦いを、さらに力強く進めていくためには何が最も重要か。全てを切り開いていく根本の力は、いうまでもなく「祈り」です。
「祈禱抄」に、「大地はささばはずるるとも、虚空をつなぐ者はありとも、潮のみちひぬことはありとも、日は西より出ずるとも、法華経の行者の祈りのかなわぬことはあるべからず」(新592・全1351)とつづられている通り、「法華経の行者の祈りは必ず叶う」との大確信に、わが一念を定めていくことが、一切の戦いの出発点であり、勝利への最も重要な鍵です。
「呵責謗法滅罪抄」には、「いかなる世の乱れにも各々をば法華経・十羅刹助け給えと、湿れる木より火を出だし、乾ける土より水を儲けんがごとく、強盛に申すなり」(新1539・全1132)と仰せです。
大聖人が流罪の地である佐渡で、この御書をしたためられた当時、大聖人とその門下への迫害が最も激しい状況でした。
ご自身にも命の危険が迫る中で、現実の状況がいかに厳しく、いかなる困難があろうとも、不可能を可能にする強盛な祈りで、諸天善神を動かしてでも、弟子門下を守り抜いてみせる、との大聖人の“魂の闘争”が込められた一節です。
私たちは、さまざまな困難に直面した時、現実を前に、たじろいだり、前進への勢いを失ったりしがちです。しかし、大聖人は、逆境に陥った時こそ、いよいよ本当の信心を奮い起こして、ますます、祈りを深く強くすることを教えられています。それを可能にするためには、妙法、御本尊、大聖人への絶対の“信”を確立しなければなりません。
一、そして、広布の前進にあっては、たとえ人数が少なくとも、共に戦う同志が心を一つに、団結して進むことの重要性を教えられています。すなわち、「日本国の人々は、多人なれども、体同異心なれば、諸事成ぜんことかたし。日蓮が一類は、異体同心なれば、人々すくなく候えども、大事を成じて一定法華経ひろまりなんと覚え候」(新2054・全1463)と仰せです。
大聖人の御在世当時は、念仏や禅が権力者の庇護を受け、また、民衆の不安に付け入って、広まっていました。「すでに、大謗法、国にあり」(新2145・全1300)とある通りです。しかし、大聖人は、師と弟子が異体同心の団結で進んでいけば、必ず法華経は広まっていくと御断言です。
広宣流布の戦いといっても、最も大事なのは自身の一念であり、共に戦う同志との和合の団結という、最も身近な課題に、真摯に誠実に真剣に向き合い、不断の挑戦を持続できるかどうかにかかっています。
一、池田先生は、小説『新・人間革命』に記されました。
「どうすれば、同志の団結が図れるのか。根本は祈りです。題目を唱え抜いていくことです」(第9巻「衆望」の章)
また、仏教において法華経以外の教えでは、女性は男性に比べて、機根が劣っており、成仏が難しいとされていました。しかし、提婆達多品第12において、竜王の娘で8歳の女児であった竜女の即身成仏が説かれ、こうした差別を打ち破り、成仏への平等の道が開かれました。
このことについて、「女人成仏抄」には、「女人成仏の路をふみわけ候。されば、女人成仏の手本、これより起こって候」(新522・全472)とあります。大聖人の仏法は女性の可能性を最高に発揮させていく教えでもあります。
本日よりは、同志が互いをかけがえのない大切な存在として心から敬愛し合う、異体同心の団結で、南部アフリカ広布の地涌の陣列が勢いを増して前進しゆく、新時代を切り開いていこうではありませんか。
その戦いを、さらに力(ちから)強(づよ)く進めていくためには何が最も重要か。全(すべ)てを切り開いていく根本の力は、いうまでもなく「祈(いの)り」です。
「祈(き)禱(とう)抄(しょう)」に、「大(だい)地(ち)はささばはずるるとも、虚(おお)空(ぞら)をつなぐ者はありとも、潮(しお)のみちひぬことはありとも、日は西より出(い)ずるとも、法華経の行(ぎょう)者(じゃ)の祈りのかなわぬことはあるべからず」(新592・全1351)とつづられている通り、「法華経の行者の祈りは必ず叶(かな)う」との大確信に、わが一念を定めていくことが、一切の戦いの出発点であり、勝利への最も重要な鍵(かぎ)です。
「呵(か)責(しゃく)謗(ほう)法(ぼう)滅(めつ)罪(ざい)抄(しょう)」には、「いかなる世(よ)の乱(みだ)れにも各(おの)々(おの)をば法華経・十(じゅう)羅(ら)刹(せつ)助(たす)け給(たま)えと、湿(しめ)れる木より火を出(い)だし、乾(かわ)ける土より水を儲(もう)けんがごとく、強(ごう)盛(じょう)に申すなり」(新1539・全1132)と仰(おお)せです。
大聖人が流(る)罪(ざい)の地である佐(さ)渡(ど)で、この御書をしたためられた当時、大聖人とその門下への迫(はく)害(がい)が最も激(はげ)しい状(じょう)況(きょう)でした。
ご自身にも命の危(き)険(けん)が迫(せま)る中で、現実の状況がいかに厳(きび)しく、いかなる困(こん)難(なん)があろうとも、不可能を可能にする強(ごう)盛(じょう)な祈りで、諸(しょ)天(てん)善(ぜん)神(じん)を動かしてでも、弟子門下を守り抜(ぬ)いてみせる、との大聖人の“魂(たましい)の闘(とう)争(そう)”が込(こ)められた一節です。
私たちは、さまざまな困難に直面した時、現実を前に、たじろいだり、前進への勢いを失ったりしがちです。しかし、大聖人は、逆(ぎゃっ)境(きょう)に陥(おちい)った時こそ、いよいよ本当の信心を奮(ふる)い起(お)こして、ますます、祈りを深く強くすることを教えられています。それを可能にするためには、妙法、御本尊、大聖人への絶対の“信”を確立しなければなりません。
一、そして、広布の前進にあっては、たとえ人数が少なくとも、共に戦う同志が心を一つに、団結して進むことの重要性を教えられています。すなわち、「日本国の人々は、多(た)人(にん)なれども、体(たい)同(どう)異(い)心(しん)なれば、諸(しょ)事(じ)成(じょう)ぜんことかたし。日蓮が一(いち)類(るい)は、異(い)体(たい)同(どう)心(しん)なれば、人々すくなく候(そうら)えども、大事を成じて一(いち)定(じょう)法華経ひろまりなんと覚(おぼ)え候(そうろう)」(新2054・全1463)と仰せです。
大聖人の御(ご)在(ざい)世(せ)当時は、念仏や禅(ぜん)が権(けん)力(りょく)者(しゃ)の庇(ひ)護(ご)を受け、また、民(みん)衆(しゅう)の不安に付け入って、広まっていました。「すでに、大(だい)謗(ほう)法(ぼう)、国にあり」(新2145・全1300)とある通りです。しかし、大聖人は、師と弟子が異体同心の団結で進んでいけば、必ず法華経は広まっていくと御(ご)断(だん)言(げん)です。
広宣流布の戦いといっても、最も大事なのは自身の一念であり、共に戦う同志との和(わ)合(ごう)の団結という、最も身近な課題に、真(しん)摯(し)に誠(せい)実(じつ)に真(しん)剣(けん)に向き合い、不断の挑(ちょう)戦(せん)を持続できるかどうかにかかっています。
一、池田先生は、小説『新・人間革命』に記されました。
「どうすれば、同志の団結が図(はか)れるのか。根本は祈りです。題目を唱え抜(ぬ)いていくことです」(第9巻「衆(しゅう)望(ぼう)」の章)
また、仏教において法華経以外の教えでは、女性は男性に比べて、機(き)根(こん)が劣(おと)っており、成仏が難(むずか)しいとされていました。しかし、提(だい)婆(ば)達(だっ)多(た)品(ほん)第12において、竜(りゅう)王(おう)の娘(むすめ)で8歳の女児であった竜(りゅう)女(にょ)の即(そく)身(しん)成(じょう)仏(ぶつ)が説かれ、こうした差別を打ち破り、成仏への平等の道が開かれました。
このことについて、「女(にょ)人(にん)成(じょう)仏(ぶつ)抄(しょう)」には、「女人成仏の路(みち)をふみわけ候(そうろう)。されば、女人成仏の手(て)本(ほん)、これより起こって候」(新522・全472)とあります。大聖人の仏法は女性の可能性を最高に発(はっ)揮(き)させていく教えでもあります。
本日よりは、同志が互(たが)いをかけがえのない大切な存(そん)在(ざい)として心から敬(けい)愛(あい)し合う、異体同心の団結で、南部アフリカ広布の地(じ)涌(ゆ)の陣(じん)列(れつ)が勢いを増して前進しゆく、新時代を切り開いていこうではありませんか。
