宮城県仙台市若林区、海に近い藤塚地区にある複合施設「アクアイグニス仙台」の温泉「藤塚の湯」。地下1,000mから湧くナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉に、地下鉄荒井駅からの無料シャトルバスで通える日帰り温泉を詳しく紹介します。(サムネイル画像:「アクアイグニス仙台」公式Webサイトより)
2026.07.31
「アクアイグニス仙台」公式Webサイトより
郊外の日帰り温泉は車がないと行きにくい。その前提を、宮城県仙台市の「藤塚の湯」はやや軽くしてくれます。地下鉄東西線「荒井駅」の南1出口から出ている直通の無料シャトルバスに乗れば、約20分で到着。海に近い藤塚地区に建つ複合施設「アクアイグニス仙台」のなかにあり、湯は地下1,000mの大深度から湧くナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉です。
All About ニュース編集部が各地の温浴施設から選んだ1軒を紹介します。今回の舞台は宮城県仙台市です。
※2026年7月時点で、Googleクチコミが300件以上、平均評価が4.0超えの施設を紹介しています
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All About ニュース編集部
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「藤塚の湯」は地下1000mの湯とドライサウナ、約400冊が並ぶライブラリースペースを備える
泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、きりきず・末梢循環障害・冷え性などに適応するとされています。炭酸水素ナトリウムが不要な角質や皮脂を乳化させて洗い流すため、湯上がりの肌がなめらかになるのが特徴です。潮風を感じる立地で、露天は外の景色が見える設計。ドライサウナと水風呂も備え、水風呂には地下から汲み上げた地下水を使用しており、冷えすぎない水温でゆっくりクールダウンできます。温泉入口付近のライブラリースペースには、風景写真集や絵本など約400冊が並び、湯上がりの居場所として使えます。
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「藤塚の湯」の口コミ・評判は?
ニフティ温泉、サウナイキタイ、アソビューなどに寄せられた投稿を見ると、評価が集まっているのは以下の3点です。
とろみのある湯ざわりと、徹底した清掃
湯についてはとろりとしている、肌がツルツルになる、スベスベするといった感想が繰り返し登場し、鳴子温泉のような肌ざわりだと表現する投稿もあります。清潔さへの評価も高く、浴室内に清掃スタッフが常にいる、掃除が行き届いているという指摘が複数見られました。湯上がりにレモンミントのデトックスウォーターが用意されていたという投稿もあります。
サウナから水風呂・外気浴までの動線
サウナ室から水風呂、外気浴までの移動が短いことを評価する声が目立ちます。水風呂は地下水を使っており、マイルドで冷えすぎないという感想が多数。露天は外の景色が見えるようガラスが透明になっている点や、整い椅子が新調されたことに触れる投稿もありました。一方で、サウナと水風呂はコンパクトだという指摘や、サウナ室のBGMがJAZZの日と無音の日があるという声も見られます。
湯の種類の少なさと、休憩スペースの物足りなさ
気になる点として挙がるのは、浴槽のバリエーションが少ないこと、湯上がりにくつろぐスペースがもう少し広いとよいという指摘です。休憩所に自動販売機がなく、カフェのドリンクを利用することになったという投稿もありました。また敷地内の店舗が入れ替わってきた点に触れる声もあるため、訪問時点で何が営業しているかは事前に確認しておくのが無難です。
訪れる前に押さえておきたい3つのポイント
1つ目は再入場ができないことです。公式サイトの入浴料の案内に、一度退館すると再入場はできないと明記されています。同じ敷地にマルシェやカフェ、飲食店が揃っているだけに、「入浴のあと買い物に出て、また湯に戻る」という使い方ができません。食事や買い物は入浴の前か後にまとめて済ませる前提で組み立ててください。
2つ目は無料シャトルバスの時刻です。荒井駅発は10時から20時まで毎時00分の運行ですが、14時発はありません。アクアイグニス仙台発は10時30分から19時30分まで毎時30分に加えて21時発があり、13時30分と20時30分は運行なし。つまり土日祝は温泉が22時まで営業しているものの、公共交通で帰るなら21時発に間に合わせる必要があります。閉館まで粘れない点は逆算しておきたいところです。時刻表は改正されることがあるので、公式サイトで最新のダイヤを確認してください(施設休館日は運休)。
3つ目は貸切風呂の予約です。料金は60分4,200円(2名まで・入浴料込み)で、開始時間は11時・14時・17時の3枠のみ。前日までの予約制で、当日キャンセルや無断キャンセルには100%のキャンセル料がかかります。この貸切風呂は脱衣スペースを広く取り、浴室内に手すりと浴室用の車イスを備えるなど、車イスを使う人や家族での利用を想定してつくられています。障がい者手帳をお持ちの方は60分2,500円で利用できます(手帳の原本提示が必要)。
このほか、定休日は不定休で四半期に一度の点検休業が予定されているため、遠方から向かう場合は営業日の確認が必須です。大人の入浴料には入湯税が含まれ、GW・お盆・年末年始などの特別期間は土日祝料金が適用されます。混浴は7歳未満まで、入墨(タトゥー)のある方は入館不可、オムツを使用している方は浴槽での入浴を控えるよう案内されています。
なお、施設が建つ藤塚地区は東日本大震災の津波で大きな被害を受けた場所で、アクアイグニス仙台は2022年にこの地で開業しました。口コミにも、外気浴の最中にそのことを思い返したという投稿が複数見られます。周辺には海岸公園などもあり、温泉とあわせて足を延ばす人も少なくないようです。
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