薩摩焼「十五代 沈壽官 展」和歌山県で初の個展/和歌山
2026年07月31日 16時58分
イベント歴史・文化
鹿児島県の伝統的な陶磁器、薩摩焼の「沈壽官(ちんじゅかん)窯」当主、十五代 沈壽官(ちんじゅかん)さんの和歌山県で初めてとなる個展が、来月(8月)5日から和歌山市の近鉄百貨店和歌山店で開かれます。
鹿児島県の西部、薩摩半島のほぼ中央に位置する日置市(ひおきし)に拠点を置く沈壽官窯は、慶長3年、1598年に朝鮮半島から渡ってきた職人たちが築いたのが始まりです。
和歌山で初めての開催となる今回の個展では、代々受け継がれてきた繊細な透かし彫りや、華麗な上絵付けが施された「白薩摩(しろさつま)」のほか、鉄釉(てつゆう)と呼ばれる釉薬を用いた、深い味わいが特徴の「黒薩摩(くろさつま)」など、壺や花瓶、それに香炉や茶碗などおよそ50点が展示、販売されます。
十五代 沈壽官さんは、伝統を受け継ぎながら現代の感性を取り入れていて、1つの作品に数ヶ月をかけて生地を作り込む緻密な技法に情熱を注いでいます。沈壽官さんは「薩摩の白い陶器の魅力が和歌山の皆様にどのように映るのか楽しみ」と話して、多くの来場を呼びかけています。
「十五代 沈壽官 展」は、近鉄百貨店和歌山店5階の画廊で、来月(8月)5日から11日まで開催されます。また、来月8日の午後2時からは沈壽官さん本人による約30分間のギャラリートークも予定されています。
近鉄百貨店和歌山店で8月5日から開催の「第15代 沈 壽官 展」チラシ
