高知工科大学はこのほど研究成果の地域還元を促すため、大学発の企業を支援する制度をつくり、その第一号に学生が起こした会社を認定しました。
7月24日、高知工科大学・香美キャンパスで初めて行われたのは「大学発スタートアップ企業」の認定証授与式です。
大学が育成支援する企業の第一号には大学院生の岡山蒼衣さんが2025年に立ち上げたアプリ開発会社が選ばれ、蝶野成臣学長から認定証が贈られました。
この認定制度は高知工科大学が学内の研究成果を地域社会に還元していこうと今年度(2026年)初めて設けたもので、教職員や学生が起こした企業を対象に審査を行い、認定を受けた会社には奨学金を出し、大学の研究設備を利用できるなどの育成支援を行います。
キャンパス内に事務所を構える岡山さんの会社は、県内企業などを顧客に、AIを活用したシステム開発などのサービスを提供し、自己資金で黒字経営を維持していることが評価されました。
■岡山蒼衣さん
「基本的には各企業にAI社員を、というのをコンセプトにしている。人口減少問題、高知県は多いと思う。人がやらないといけない作業と人がやらなくていい作業がある。人がやらないといけない仕事は人にやってもらう、というのを徹底して状況を作り出すことが大事かなと思う」
高知工科大学では、今後も大学発の研究成果や技術から新しいビジネスを創出していく企業の育成や支援を積極的に行っていくとしています。
