ソウルの恩平女性人材開発センターのトイレ内に設置された公共生理用品の配布機(c)news1

ソウルの恩平女性人材開発センターのトイレ内に設置された公共生理用品の配布機(c)news1

【07月11日 KOREA WAVE】「水泳に来た時に急に生理が始まり、外に出て生理用品を買ってきたことがあります。急な時には助かりそうです」

6日午前8時ごろ、ソウル市恩平区の恩平統一路スポーツセンターで、40代女性は2階の女性トイレに新たに設置された公共生理用品の配布機についてこう話した。

女性は「生理周期は一定だと言っても毎回正確なわけではなく、不便だったことが多い。センターに生理用品が置いてあるか聞くのもためらわれたが、トイレ内にあるので時々利用できそうだ」と述べた。

性平等家族省はこの日、恩平区を手始めに、全国12の試験地域の公共施設で公共生理用品「みんなの生理用品」支援を順次始めた。対象地域はソウル広津区・恩平区、京畿道光明市・水原市、忠清南道舒川郡、大田中区、全北特別自治道井邑市、全羅南道木浦市、光州北区、慶尚北道亀尾市、慶尚南道居昌郡、済州市だ。

公共生理用品は、住民センターや図書館、青少年施設など、アクセスしやすい公共施設約500カ所を中心に配布される。施設ごとに準備が整い次第、生理用品と配布機を置く。

主に女性トイレ内に設置される手動配布機は、中型生理用品1パックを縦に18個まで入れられる箱型だ。20日からトイレ外部などに設置される自動配布機は1台当たり170パックを収容でき、モノのインターネット機能によりリアルタイムの在庫管理と補充確認が可能だ。

この日午前10時ごろに訪れた仏光2洞住民センター1階の女性トイレにも手動配布機が設置されていたが、中は空だった。その後、職員が生理用品を補充し、運営準備が終わった。

トイレを利用した64歳の女性は「私は閉経したが、政策実施のニュースを聞いてとても良いと思った。女性が準備できていない状態で急に生理が始まったら、どれほど困るか」と話した。

現場で会った市民らは政策の必要性に共感しながらも、生理用品を無分別に持ち去る利用者が出る可能性を懸念した。新寺1洞住民センターで会った60代女性は「生活が苦しい低所得層の女性のために実施するのはよいが、誰でも持っていきそうなので、このような設置方式には反対だ。事前認証などの補完があればよい」と話した。

30代女性は「公共図書館でも生理用品配布機を見たが、いつも空だった。これまでは急な時にコンビニで急いで生理用品を買っていた」と述べた。

この日午前11時ごろに訪れた恩平区家族センター第2センターには、女性障害者用トイレ内に手動配布機が設置されていた。車いす利用者を考慮し、配布機は床から100~120センチの高さに設置された。

センター関係者は「毎朝出勤したら生理用品を補充し、有効期限と保管状態を確認するよう案内を受けた。在庫がなくなれば恩平区家族政策課に追加分を問い合わせることになっている」と説明した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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