
茨城エリアを舞台に、ショートボード、ロングボード、マスターズを含むすべてのカテゴリーを対象としてスタートした「IBARAKI BREAK」。その第2戦となる「IBARAKI BREAK-2」が開幕した。

JPSA さわかみ S.LEAGUE 26-27 《S.ONE》開幕戦「第30回茨城サーフィンクラシック 河原子プロ」が、7月8日から12日(予備日13日)の日程で、茨城県日立市河原子北浜海岸を会場に開催。今大会では《S.ONE》のショートボード、ロングボードに加え、マスターズクラスも実施される。

《S.ONE》出場人数はシード枠(WSLランキング、スポンサー、ローカルシードなど)を含め、ショートボード男子36名、女子18名、ロングボード男子24名、女子12名。
ショートボードでは男子の西慶司郎、岩見天獅、女子の中塩佳那、野中美波、川合美乃里、宮坂麻衣子らが欠場。西、中塩、野中は南アフリカで開催されるWSL CS(チャレンジャーシリーズ)参戦のため不在となった。
また、「injury seed」の塚本勇太は、S.LEAGUE25-26《S.ONE》のシード権を保持していたものの、シーズン開幕前の負傷によりツアー参戦が困難となったため、S.LEAGUE SEED枠により26-27《S.ONE》への出場資格を獲得。
ショートボードのローカルシードは男子が井上真男、伊藤匠汰、女子が渡邉ルアナ、久保杏奈となった。
ロングボードでは男子の小熊海ノ介、櫻井凰太、女子の菅谷裕美、榊原頼子が欠場。ローカルシードは男子が佐々木杜夢、女子が栗原杏沙。マスターズのローカルシードには山口貴康が名を連ねた。
ショートボードとロングボードでは、アマチュア選手がR-1を勝ち上がることでJPSA公認プロ登録資格を獲得。マスターズはR-2を突破するとJPSAマスターズプロ登録資格が与えられる。
45歳以上を対象とするマスターズクラスには30名がエントリー。さらに、茨城県大洗町の磯場ポイントで開催された「大洗プロアマオープン」内のマスターズトライアルを勝ち抜いた森裕恭、松倉円、小幡政美、小笹雅也、伊東孝典の5名が加わった。
今大会には、ショートボード男子36名、女子18名=計54名、男子24名、女子9名=計33名、マスターズ36名の計123名が集結。茨城の海を舞台に、新シーズンの幕開けを迎えることとなった。
昨年から設けられた特別賞「さわかみブースト賞」も継続。ショートボード女子、ロングボード男子・女子の賞金をショートボード男子の賞金(優勝120万円、準優勝45万円、3位23万円)と同額にする制度で、その差額分が優勝、準優勝、3位入賞者へ授与される。また、ショートボード男子には賞金とは別に「さわかみ特別賞」が用意されている。

大会初日の河原子ポイントは晴天に恵まれた。朝は弱いオフショアだったが、次第にオンショアへシフト。

波のサイズはハラムネ、セットでカタ前後。満潮は9時40分、干潮は15時で、潮が引いている時間帯の方が波の形は良く、ライダブルなコンディションとなった。一方、潮が上げ始めると波はやや厚くなり、波選びが勝負を左右する一日となった。
この日はショートボード男子R-1からスタートし、マスターズR-1、ロングボード男子R-1を経て、マスターズR-2までを消化して初日のスケジュールを終了した。
井上真男
伊藤匠汰
まずは茨城ローカル勢から。ショートボード男子の井上真男(AM)はR-1で敗退。伊藤匠汰(PRO)は、先日の大洗大会でプロ公認を獲得したばかりだったが、このヒートでは粘り強い戦いを見せてラウンドアップを果たし、明日へ駒を進めた。
佐々木杜夢
山口貴康
ロングボードの佐々木杜夢(AM)は惜しくもR-1敗退。マスターズの山口貴康はR-1を1位で通過したものの、R-2では逆転を許し、次ラウンド進出はならなかった。
北海道出身の松倉円
この日、唯一プロ登録資格を手にしたのはマスターズの松倉円。先日の大洗大会マスターズトライアルを勝ち抜いて本戦に出場すると、R-1、R-2ともに1位で通過し、念願のJPSAマスターズプロ登録資格を獲得、1年越しの目標達成となった。
加藤賢三
岡野漣
ショートボード男子では、加藤賢三が7.50ポイントをマークしてシングルハイエストを記録。トータルハイエストは岡野漣の13.00ポイント(7.00+6.00)だった。
西優司
西優司
前年度グランドチャンピオンの西優司は、潮止まりで波数の少ない難しいヒートに苦しみながらも、終盤に2本をまとめて1位通過。加藤翔平、松野太郎、須田喬士郎らもキレのあるサーフィンを披露し、存在感を示した。
加藤翔平
松野太郎
須田喬士郎
ロングボードでは、前年度グランドチャンピオンの浜瀬海が圧巻のライディングを見せた。ハングファイブからテンへと繋ぐノーズライディングにマニューバーを織り交ぜ、アウトからインサイドまで波を使い切るライドで8.33、7.33をスコア。トータル15.66ポイントをマークし、シングル、トータルともにこの日の最高得点を記録した。
浜瀬海
石井乃亜
瀬筒雄太
長谷川悠
石井乃亜、瀬筒雄太もハイラインから安定したノーズライディングを見せてラウンドアップ。また、16歳の長谷川悠はまだ細身の体格ながらも高いポテンシャルを感じさせるサーフィンで1位通過を果たした。
佐藤千尋
徳田昌久
安部亙
マスターズでは、佐藤千尋、徳田昌久、安部亙、そしてプロ登録資格を獲得した松倉円が、他の選手が波選びに苦しむ中で良い波を見極め、クリーンなマニューバーを重ねてそれぞれ1位でラウンドアップ。明日以降の戦いへと繋げた。
松倉円
松倉円
松倉円
「率直に嬉しいです。みんなにプレッシャーを凄くかけられて。凄く嬉しいです。ありがとうございます。」と松倉が語った。
「サーフィンは緊張して硬かったんですが、4点と4点で、2位になっていて厚さん(今村)が狙ってんだろうと思って俺も様子見ながら、セット来いと思っていたら最後の6点のレギュラー乗れてほんと良かったです。やりたいこと、スタートですけど一つは終えたんで、次に向けて頑張りたいです。」
明日のDAY-2は午前7時30分集合。スケジュールでは、ショートボード男子R-2、ショートボード女子R-1、マスターズR-3、ロングボード男子R-2が予定されている。新シーズン最初のクライマックスへ向け、各カテゴリーで熱戦が繰り広げられそうだ。
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7/9のDAY-2 ライブはAbemaにて放送。
https://abema.go.link/iLsDF
ライブスコアはこちらから。
https://sleague.jp/26-27/one_short1_kawarago/
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S.LEAGUE:HP
https://sleague.jp/
JPSA:HP
https://www.jpsa.com/
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S.LEAGUE26-27の幕開けを飾った「ファーストライドセレモニー」。今回は村本修司 茨城県議会議員と、河原子小学校5年生でサーフィン歴1年の柏倉ももか さんが挑戦した。
2人が同時に立つことはできなかったが、そのチャレンジに会場からは大きな歓声と温かい拍手が送られた。
ABEMAのライブ配信では、田嶋鉄兵プロと水野亜彩子プロが解説を担当。
ビーチレポートと選手インタビューは高橋みなとプロが務めた。
会場にはフードブースも並び、多くの来場者で賑わいを見せていた。
