角が3Pを5本命中!起爆剤に

相手がハイピックからダイブやミドルジャンパーを狙う一方、鳥取城北はマンツーマンとゾーンを織り交ぜたチェンジングディフェンスで対応。No.4福元源士が3Pを連続で沈め、16-13で1Qを終えた。

4Qは相手の猛反撃を受ける。残り4分17秒に3Pを決められ、58-60と逆転を許した。

それでも、この日好調だった角が勝負どころで躍動する。残り2分37秒、値千金の逆転3Pを沈めて61-60とすると、さらに残り1分20秒には福元のアシストから再び3Pを成功。「パスが来たら絶対に決めてやろうと思っていました」と振り返った一投で、リードを7点に広げた。

しかし、相手も最後まで粘りを見せ、残り13秒には70-69と1点差に迫る。それでも鳥取城北は、福元がファウルで得たフリースローを1本決めて71-69。最後は相手のコーナー3Pが外れ、激闘を制した。

試合後、福元は角へのアシストについて「今日は相手のマークが自分に寄ってきていました。そこで周りを意識しようと思いました。(角を)信頼していました」と笑顔。角も「決め切れてよかったです。(残り数分は)先生が自分を信用してくれてすごくうれしかったです」と、期待に応えられた喜びを語った。

25日のFar Eastern University-Diliman High School戦では、「勇気が出なかった」(大阪HC)と振り返るようにタルモンのプレータイムが長くなったが、この試合ではタルモンと福元を効果的に休ませながら戦い、主力2人以外の選手も存在感を発揮。福元は「もっと成長しようという意識がチームにあります。やるべきことをやる意識がどんどん高くなっています」と、チームの成長に手応えを口にした。

鳥取城北は28日、Kyungbock High School(韓国)との決勝に臨む。

【鳥取城北の結果】
・グループリーグ
Hwa Chog Institution(シンガポール) 22-91 鳥取城北
鳥取城北 81-75 Far Eastern University-Diliman High School(フィリピン)
・準決勝
Tsinghua University High School(中国) 69-71 鳥取城北
・決勝
6月28日午後6時~ 決勝
鳥取城北 対 Kyungbock High School(韓国)

文/磯野雄太郎(月刊バスケットボール)

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