19日、中国のポータルサイト・捜狐に「『ONE PIECE』と『名探偵コナン』はどちらが先に完結するのか?」と題した記事が掲載された。画像はAIで作成。

2026年6月19日、中国のポータルサイト・捜狐に「『ONE PIECE』と『名探偵コナン』はどちらが先に完結するのか?」と題した記事が掲載された。

記事は、「日本の漫画界を代表する『生きているうちに完結を見届けられるか分からない作品』である『ONE PIECE』と『名探偵コナン』は、いずれも数多くのファンを抱えている。『ONE PIECE』は1997年から連載が始まり、すでに29年が経過。一方、『名探偵コナン』はさらに早い94年に連載開始され、今年で32年目を迎える。では、この2作品のうちどちらが先に完結するのだろうか」と問い掛けた。

その上で、「物語の進行状況を見ると、『ONE PIECE』は敵対組織のイム様が登場しただけでなく、作品の根幹に関わる数々の設定も徐々に明かされていることから最終章へ突入していると言える。特にエルバフ編で登場した壁画は非常に多くの情報を含んでいた。通常これほど重要な情報が一気に提示されるのは、作品が終盤に差しかかった段階であることが多い。一方、『名探偵コナン』は黒ずくめの組織のナンバー2であるラムの正体が判明した段階に過ぎない。烏丸蓮耶についても作中で示唆され始めているものの、その正体はまだ三つの選択肢がある状態であり、物語の核心が完全に明かされたとは言い難い」とした。

また、「作品構造の違いも大きい。『ONE PIECE』は王道の長編少年漫画であり、多少冗長に感じられることはあっても、メインストーリーは着実に前進している。対して『名探偵コナン』は1話完結型で独立した要素が強く、連載自体は続いていても、その内容が本筋とまったく関係ないことも少なくない。黒ずくめの組織に関するメインストーリーが進むかどうかは、作者の青山剛昌氏次第という側面がある」と論じた。

さらに、「作者の執筆に対する姿勢も異なるように見える。『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎氏は可能な限り休載を避けているようで、安易な商業展開に走らない印象も強い。実際、劇場版『ONE PIECE』が長期間制作されていなかったことからも、その姿勢がうかがえる。一方、青山氏は比較的休載が多く、劇場版公開の宣伝に合わせて漫画を掲載することもあるが、その内容は本筋と関係のないエピソードである場合も多い。彼にとっては、漫画のストーリーよりも劇場版の興行収入の方が重要なのかもしれない」と指摘した。

その上で、「以上のことから考えると、物語の進行状況、作品の構成、作者の執筆姿勢を踏まえて『ONE PIECE』の方が先に完結する可能性が高いと考えられる。『名探偵コナン』には、物語を引き延ばす手段が豊富にある。毎年公開される劇場版が巨大な収益源となっており、青山氏がこの『金のなる木』を簡単に手放すとは考えにくいからだ」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

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