
2015年9月16日、米首都ワシントンの連邦準備理事会(FRB)本部。REUTERS/Kevin Lamarque/File Photo
[22日 ロイター] – BofAグローバル・リサーチとドイツ銀行は、堅調な経済指標やウォーシュ新議長率いる米連邦準備理事会(FRB)が一段とタカ派化するとの観測を理由に、FRBが2026年に利上げするとの予測を示した。両社とも従来は政策金利の据え置きを見込んでおり、見通しを転換した。
BofAはFRBが9月、10月、12月に利上げを行うと予想。世界の証券会社の中で最も積極的な利上げ予測となった。従来は年内の政策据え置きを見込んでいた。
BofAのアナリストはリポートで「6月の経済見通し要約とウォーシュ氏の発言は、FRBの反応関数が我々の想定よりはるかにタカ派的であることを示している」と指摘した上で、年内3回の利上げ後、FRBが27年に金利を据え置くと予想。「インフレは高止まりで推移する可能性が高く、実質政策金利が過度に景気抑制的になることはないだろう」と分析した。
ドイツ銀は、今年は9月と12月にそれぞれ25bpの利上げを予想している。利上げ見通しには上下双方向のリスクがあるとみており、「タカ派側のリスクとしては、FOMCが7月の利上げで一致する可能性がある。ハト派側では、最近のエネルギー価格とインフレ期待の改善が、行動を急ぐ必要性をより持続的に低下させる可能性がある」と指摘した。
BofAとドイツ銀行のアナリストは共に、FRBが27年に金利を据え置くと予想している。
ドイツ銀行は、FRBが2028年に利下げを開始し、3月と6月にそれぞれ25bpの利下げを実施すると予想している。
一方、LSEGのデータによると、市場は26年に約41.2bpの利上げを織り込んでいる。
年内利上げ開始を予想する少数派には、BNPパリバやマッコーリーなどがある。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
