ワールドカップ(W杯)北中米3か国大会は15日(日本時間16日)、1次リーグH組で優勝経験のあるスペイン(世界ランキング2位)がカボベルデ(同67位)と無得点で引き分けた。J1柏の監督でスペイン出身のリカルド・ロドリゲス氏が試合を解説する。
攻撃がかみ合わず、得点のチャンスを逃したスペインの戦いぶり=ロイタースペイン0-0カボベルデ
スペインが見せたパフォーマンスは、決して良くなかった。相手の引いた守備ブロックに苦しめられた。DFククレリャの攻撃参加は好機につながったが、それ以外は期待を大きく下回る内容だった。
相手のブロックをどう打開するかは難易度の高い課題だ。今回スペインがどんな打開策を準備してきたか、この試合では残念ながら伝わってこなかった。サイドで数的優位を作る回数が少なく、互いの動きを理解している選手たちを「ユニット」として同時起用しなかったため、連係も足りなかった。
無失点は評価できる。ただDF陣はもっと攻撃面で貢献することが必要だった。テンポよくボールを動かして相手を疲弊させられれば、少し違った試合展開になったはずだ。
今大会は参加チームが48に増え、1次リーグは組3位でも決勝トーナメントに進める可能性がある。決勝までは8試合。強豪国は、より長くなった戦いを見据えて「徐々に調子を上げていく」という作戦で臨んでいるのかもしれない。
スペインはW杯直前の親善試合で多くの主力を温存していた。その作戦が吉と出るか、凶と出るか。今後の彼らの戦いぶりが証明してくれるだろう。
ロドリゲスの目
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