整備士不足から兵庫県内を拠点とするドクターヘリ2機に運休の恐れが生じている問題で、7月は2機とも2週間程度運航できる見通しとなったことが16日、県関係者への取材でわかった。7~9月の全面運休は回避できる見込み。

1日にはドクターヘリを巡る緊急連絡会議も開かれた(兵庫県庁で)1日にはドクターヘリを巡る緊急連絡会議も開かれた(兵庫県庁で)

 関西広域連合が主体となり運航を委託している学校法人「ヒラタ学園」(堺市)から5月中旬、県に対して「整備士不足により、現状のままでは7~9月の運休が避けられない」との報告があった。県が学園側と調整を重ねた結果、人員確保のめどが立ち、それぞれ2週間程度ずつ運航ができる見込みとなった。8月以降も全面運休を避けるべく、交渉を続けていくといい、運休時のバックアップとして、ドクターカーの運行といった体制強化も検討している。

 県内では、公立豊岡病院(豊岡市)を拠点に兵庫、鳥取、京都の3府県をカバーする1機と、県立加古川医療センター(加古川市)を拠点に県内を中心に対応する1機が活動。2機の運航実績は2025年度で計1571件に上る。

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