悪天候により3時間半の中断を挟みながら、中国の成都で開催中のワールドゲームズ2025男子ソフトボール競技の2日目が終了した。グループBはアメリカが首位に立ち、グループAでは日本がベネズエラに10対3、チェコに8対2で勝利し、同じく首位に立っている。

WBSC男子ソフトボールワールドカップで銅メダルを獲得したアメリカは、シンガポールに15対2、カナダに6対3で連勝し、グループBの1位通過を決めた。アメリカは土曜日の準決勝でグループAの2位チームと対戦する。一方、カナダとシンガポールはともに1勝1敗で、金曜日にグループの2番目の準決勝進出枠をかけて直接対決する。オーストラリアは敗退が決定した。

グループAは、4チームすべてに準決勝進出の可能性が残されている。木曜日、2勝を挙げて一気に首位に立った日本は金曜日にアルゼンチン(1勝1敗)と対戦し、ベネズエラ(1勝1敗)はチェコ(0勝2敗)と戦う。これらの試合結果によって、土曜日の準決勝に進むチームが決定する。

カナダ 11-2 オーストラリア – 試合実況&スコア

ワールドチャンピオン同士の対決で、カナダがオーストラリアを5回11対2で破り、今大会初勝利を挙げた。カナダは、ブラッド・エゼキエルの6点の活躍で5回表には満塁ホームランを放った。

水曜日のシンガポール戦での悔しい敗戦から立て直しを図るオーストラリアは、三塁手ライリー・ジェームズの活躍で初回に先制点を奪った。二死三塁の場面で、ジェームズはカナダ先発タイ・セバスチャンの2ボール2ストライクからの球をセンターへ弾き返し、この試合最初の得点を挙げて、オーストラリアに1対0のリードをもたらした。

カナダは直後の2回表にビッグイニングで反撃した。相手のエラー、四球、死球で満塁とすると、ニック・ホワイト、ブラッド・エゼキエル、タイ・セバスチャンの3者連続タイムリーで得点を重ねた。この猛攻を受けて、オーストラリアのマイク・ティザーラッジヘッドコーチは先発のジェレミー・ガーランドを降板させた。しかし、後を継いだ投手のアシュリー・ゴッファーも失点を止められず、ブレイク・ハンターとジョーダン・ポメロイに連続タイムリーヒットを許し、カナダはリードを6対1に広げた。

カナダは4回にもブレイク・ハンターの適時打でブラッド・エゼキエルが生還し、リードを広げた。その1イニング後にはエゼキエルが特大の満塁ホームランを放ち、11対1とした。オーストラリアは5回裏にハイダン・ドーバーのタイムリーシングルで1点を返した。

カナダのタイ・セバスチャンが4イニングを投げて被安打4、2失点、4奪三振で勝利投手。敗戦投手はオーストラリアのジェレミー・ガーランド。

ベネズエラ 3-10 日本 – 試合実況&スコア

WBSC男子ソフトボール世界ランキングのトップ2チームが成都で激突した。ワールドチャンピオンのベネズエラは、水曜日のアルゼンチン戦で劇的なサヨナラ勝ちを収めた勢いに乗りたいところだ。一方、世界ランキング1位の日本は、初戦が延期されたため今大会初戦となった。

ベネズエラは3回表に2対0とリードを奪った。1死一塁(アンヘル・アダメスが守備のミスで出塁)から、ホセ・ドラテスが池田空生の2ボール1ストライクからの投球を中堅スタンドへ運び、南米チームに優位をもたらした。

4回表、アンヘル・アダメスの2死からのヒットで、ベネズエラはこの試合3点目を挙げたが、ここから日本は、4回裏の佐藤光希のホームランを放って1点を返すと、日本はそこから10点を連取して6回コールド勝ちを収める

5回裏、日本打線が爆発し5安打7得点を挙げた。鳥山和也と片岡大洋がそれぞれ2打点を記録し、森田裕介、真崎海斗、黒岩誠亥もタイムリーを放った。

日本は6回裏、先頭の濱本悌の三塁打を皮切りに、佐藤と松崎の連続タイムリー二塁打でベネズエラにサヨナラ勝ちした。

アメリカ 15-2 シンガポール – 試合実況&スコア

ジョナサン・リンチとブレイン・ミルハイムが最初の2イニングでそれぞれホームランを放ち、アメリカ打線は13安打でシンガポールに15対2の5回コールド勝ちを収めた。 

リンチ(4打数3安打、4打点、1本塁打)、エリック・オチョア(3打数3安打)、ミルハイム(5打数3安打)がアメリカの13安打中9安打を占めた。

アメリカの先発のブラッド・キルパトリック(左腕)は3イニングを投げ、5被安打、2失点で勝利投手となった。若手のコディ・ギボンズは2イニングを完璧に抑え、6打者から5つの三振を奪った。

チェコ 0-7 アルゼンチン – 試合実況&スコア

アルゼンチンはチェコを相手に7対0で快勝し、水曜日のベネズエラ戦での惜敗から立ち直った。ロマン・ゴドイが投打で活躍し、テオ・ミリアバッカが5打点を挙げてチームを勝利に導いた。この勝利でアルゼンチンは予選最終日を前に成績を1勝1敗とした。

ゴドイは5イニングを投げて被安打1、奪三振10と素晴らしい投球を見せた。4回表に先頭のマルティン・マグーラに内野安打を打たれるまで完璧な投球を続けていた。このマグーラがチェコにとってこの試合唯一の走者となった。

攻撃面では、テオ・ミリアバッカが3打数3安打、1四球、5打点、2得点を記録し、7安打を放ったアルゼンチン打線を牽引した。

チェコの先発・ミハル・ホロボラーデクが2.1イニングを投げ、被安打2、3失点で敗戦投手。

アメリカ 6-3 カナダ – 試合実況&スコア

試合は5回を終えて日没のため打ち切られ、アメリカがカナダを6対3で下し、土曜日の準決勝進出を決めた。エリック・オチョアが3回に本塁打を放って同点を破ると、その後ユスフ・デイビスがセンターへの一発で2点を追加した。

アメリカは2回裏まで3対0とリードしていたが、カナダが3者連続ヒットで3点を返し、一時は同点に並んだ。

アメリカはマルコ・ディアスが5イニングを投げて今大会初勝利を挙げた。ディアスは6被安打、3失点、5奪三振だった。一方、カナダのショーン・クリアリーは5イニングで6被安打、4失点を喫して敗戦投手となった。

チェコ 2-8 日本 – 試合実況&スコア

日本はチェコに8対2で勝利し、この大会で2連勝を飾った。試合は5回終了時点で日没のため打ち切られた。

森田裕介、真崎海斗、大川竜志が日本の7安打のうち6本を記録し、それぞれ2安打を放った。大川はさらに2打点を挙げた。

アジア王者・日本の先発は小野寺翔太で、4回を投げて2安打2失点、7奪三振の好投。5回は長井風雅が登板し、2安打を許しながらも3三振を奪った。

主要記事

主なリンク

Share.