日本を代表する建築家の安藤忠雄さんが手がけた子どもたちのための図書館が松山市に完成し、28日オープンするのを記念してセレモニーが行われました。
建築家の安藤忠雄さんは本を通して子どもたちに豊かな感性や想像力を育んでもらいたいと、図書館の設計や建設を手がけて各地の自治体に寄贈していて、松山市では安藤さんが設計した「坂の上の雲ミュージアム」に建設されました。
「こども本の森 松山」と名付けられた図書館が完成し、28日から利用が始まるのを記念して、27日、セレモニーが行われ、安藤さんや地元の小学生などおよそ30人が出席しました。
安藤さんは「建物が三角形で建築が難しかったが、多くの人の努力で出来ました。世界に向けて挑戦する子どもたちがここからたくさん出てほしい」とあいさつしました。
また、番町小学校の6年生の兵頭珠悠さんが「うれしくわくわくしています。本は私たちの心を旅に連れて行ってくれるもので、かけがえのないプレゼントです」とお礼を述べました。
このあと安藤さんや子どもたちは、図書館を見て回ったり本を手に取ったりしていました。
図書館には絵本や物語を中心に4000冊以上が収蔵されています。
1日4回の入れ替え制で90分ごとの定員が30人で、ホームページでの事前予約か先着順で無料で利用できます。
安藤さんは、「本の良さは考えることにあると思います。ここで1日、本を読む楽しい場所にしてほしい」と話していました。
