中国の習近平国家主席は17日、イスラエルによるイランへの軍事行動によって中東情勢が緊迫していることに「深い懸念」を表明し、関係各国に対して事態の早期沈静化を呼びかけた。
習氏はウズベキスタンのミルジヨエフ大統領との会談で「他国の主権や安全保障、領土一体性を侵害するいかなる行為にも反対し、軍事的な衝突は解決策ではないと考える」と述べた。中国外務省が発表した。
さらに習氏は「中東の平和と安定の回復に向けて中国が建設的な役割を果たす用意がある」とも語った。
習氏の発言に先立ち、中国外務省は米国に対し、イスラエルへの影響力を行使して紛争の拡大を防ぐよう促した。原油輸入の約3分の1を依存する中東地域の不安定化に中国が懸念を強めていることの表れとみられる。
中国外務省の郭嘉昆報道官は同日の定例記者会見で、「中国は関係各国、とりわけイスラエルに特別な影響力を持つ国々に対し、相応の責任を果たし、緊張の緩和と紛争拡大防止に向けた即時の対応を取るよう求める」と語った。
ロシアのプーチン大統領は今週中に習氏と電話会談を行い、中東情勢について協議する見通しだという。インタファクス通信がロシア大統領府のウシャコフ大統領補佐官(外交政策担当)を引用して伝えた。
原題:Putin to Discuss Middle East With China’s Xi This Week: IFX、Xi Says China Ready to Play Role in Restoring Middle East Peace(抜粋)
(第6段落に中ロ首脳の電話協議の見通しを追加します)
