公開日時 2025年06月17日 05:00更新日時 2025年06月17日 06:51

伊江、伊平屋、伊是名でセグロウリミバエ確認 移動規制拡大の恐れも 沖縄
主にウリ科植物に被害をもたらすセグロウリミバエ(那覇植物防疫事務所提供)

この記事を書いた人

アバター画像
新垣 若菜

 主にウリ科植物に被害をもたらすセグロウリミバエが、6月に入り、伊江村、伊平屋村、伊是名村でも確認された。16日、県営農支援課が公表した。伊是名村では家庭菜園での果実寄生もあった。断続的に発生が確認されれば、本島全25市町村で実施されている緊急防除が離島地域まで拡大する可能性がある。

 県内離島では、昨年5月に伊是名村で1匹が確認されていたが、断続的発生はなかった。ゴーヤーなどの対象作物の移動規制措置をとる緊急防除が4月に始まったが、現在は対象地域は本島に限られている。

県や国は、緊急防除と誘殺板の設置などで島内封じ込めを狙い、19日からは本格実施する不妊虫の放出との両輪で早期の根絶を目指していた。

 今回見つかった離島3村で県は今後、個体がかかっていたトラップから2キロ以内について果実調査を実施し、発生状況を確認する。伊江村では、同種の寄生対象とされ、規制作物のトウガン、サヤインゲン、カボチャなどが栽培されている。

 県担当者によると、現段階では離島地域の移動規制については決まっていないものの、発生状況次第では「可能性は否定できない」という。

 県内では、これまで断続的に発生していた本島北部と中部に加え、5月には南城市でも見つかった。県によると、6月16日時点で離島も含め県内19市町村で確認されている。

(新垣若菜)

Share.