熊本県の木村知事は1日、知事選の当選祝いで受け取った10鉢前後のコチョウランを熊本市内の病院や福祉施設に渡していたと明らかにした。公職選挙法は政治家が選挙区内の有権者に金銭や物品を寄付することを禁じているが、木村知事は「預けたもので、公舎に引っ越した後に返してもらうつもりだった。利益を与える意図はない」としている。熊本県の木村敬知事熊本県の木村敬知事 報道陣の取材に応じた木村知事の説明では、3月24日の知事選後、熊本市東区の選挙事務所に当選祝いで十数鉢のコチョウランが届いた。同月末で事務所を閉鎖する際、このうちの数鉢を廃棄。作業中に「捨てるのは忍びない。生産者にも申し訳ない」と考え、一部を親しい関係者ら7か所に預けることにしたという。「調査や聴取を求められたら答える」と述べた。

 ある病院では鉢に「知事から花を頂いた」という趣旨のメモが添えられていたが、木村知事は「あげたつもりはない」と否定した。 総務省は「違法な寄付にあたるかどうかは、捜査機関において個別に判断される」としている。

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