
アラスカ航空は、現地時間2026年4月28日、ワシントン州シアトル・タコマ国際空港とイタリアのローマ・フィウミチーノ空港を結ぶ直行便の運航を開始しました。これは同社にとって初のヨーロッパ大陸への定期便進出であり、ネットワーク拡大における歴史的な節目となります。

今回の新路線には、アラスカ航空が新たに導入した787-9型機が投入されています。 シアトルを拠点とする同社にとって、イタリアへの直行便は地元利用者からの強い要望に応えるものであり、本格的な夏の旅行シーズンを前に大きな注目を集めています。
アラスカ航空は、このローマ就航を皮切りに、グローバルネットワークの抜本的な拡充を計画しています。 同社は、今回導入された787型機を活用し、2030年までにシアトル発の国際線市場を計12カ所まで拡大することを目指しています。 これにより、これまで中心だった北米西海岸や中南米路線に加え、欧州を含む長距離国際線のラインナップが順次強化される見通しです。また、戦略面ではアメリカン航空との提携を一段と深め、収益配分(レベニューシェアリング)を含む連携強化を模索しています。 こうしたパートナーシップにより、自社便だけでなく、ワンワールド・アライアンスを基盤としたグローバルな接続性を活用し、国際的な成長戦略を加速させる構えです。
就航記念セレモニーで、同社幹部は「ローマとの直通便は新たな選択肢と利便性を提供する第一歩」と強調しました。 グローバルな航空会社へと変貌を遂げるアラスカ航空の動向に、業界の関心が集まっています。Photo : Alaska Airlines
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