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列車に乗っていた乗客は「突然後ろから列車が衝突してきた」と証言しています。
線路から大きく外れ、横倒しになった列車。先頭車両の後方は大破しています。あたり一面に散らばっている列車の残骸。リュックを背負っているのは乗客でしょうか。その残骸の上を歩いています。
スペインの首都マドリードから南におよそ150キロ離れた中部ウルダ付近で、高速鉄道の列車同士が衝突する事故が起きました。
車体の周りでは、多くの救急隊員が駆けつけ、救助活動にあたります。
マドリードと南部アンダルシア地方を結ぶ路線で起きた今回の事故。地元メディアは、この事故で少なくとも64人が死亡したと報じています。
また、運輸当局の関係者の話として、信号システムの故障に対応していた作業員が、一方の列車にもう一方の列車の接近を警告しなかった可能性があると伝えています。
乗客
「突然後ろから列車が衝突した。気づいたら左側に列車が見えた。ひっくり返り、空中に投げ出された人も、重傷を負った人もいる。私たちの列車が5~10分も停車していたのに、もう一方の列車に停止の連絡がいっていないのはあり得ない」
現場近くのウルダの市長は「負傷者の応急処置を行うための場所を準備している」と表明。
また、スペインのサンチェス首相は自身のSNSで「深刻な列車事故に衝撃を受けている」とした上で、救急隊員などが関係機関と連携し、対応にあたっていると明らかにしました。
在スペイン日本大使館によると、現時点で邦人に関する被害情報はないということで、引き続き情報収集を続けるとしています。
この路線では今年1月にも高速列車が脱線し、別の路線を走っていた列車と衝突。40人以上が死亡する事故が起きています。
TBSテレビ
