
新チーム名称発表会見に出席した(左から)古田凌、金森聡史クリエイティブディレクター、星野克之、大橋幸平GM、岡野喬吾
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ラグビーリーグワン1部の三重(三重ホンダヒート)は18日、来季からの活動拠点となる栃木県宇都宮市で会見を開き、新チーム名を「栃木ホンダヒート」と発表した。7月1日から名称を変更し、8月末に竣工予定の練習施設で、9月下旬から活動開始する見通し。
会見に臨んだ大橋幸平ゼネラルマネジャー(GM、45)は、「ホンダと栃木は縁が深い。モータースポーツや、物づくりでも挑戦を続けた土地。また多くのスポーツチームが盛んに活動しており、スポーツ文化が根付いた地で、地域の貢献、発展に寄与したい」と説明。リーグワンでは初の事例となる活動拠点移転の理由を語った。
ホンダは宇都宮市の東に隣接する芳賀町に品質改革センター栃木を持つほか、県央のさくら市にはF1などモータースポーツ部門の開発拠点である「HRD Sakura」を構えるなど、栃木県内で約1万5000人の従業員が在籍している。これまでの活動拠点だった三重県鈴鹿市にある鈴鹿製作所(約6000人)の2・5倍にあたり、新天地にスムーズになじむ素地がある。
宇都宮はバスケットB1の宇都宮、サッカーJ3の栃木SCのほか、多くのプロスポーツチームが活動拠点を置いている。地元自治体を含め、すでに相互連携を図っているといい、大橋GMは「お客さんの取り合いをせず、試合日程のバランス、時間のバランスを考え、互いの試合で集客のためのPR活動をしていく。行政の皆さんにもご協力をいただき、集客の強化を図っていく」と話した。
新たなホストスタジアムとなるのは、宇都宮市の東部にある「ホンダヒート・グリーンスタジアム」。同スタジアムはホンダが昨年12月に10年間の命名権を取得したほか、15億円の企業版ふるさと納税を行い、観客席をベンチシートから個別シートに改修。現在はVIP席の新設工事などを行っているといい、今年12月の開幕が見込まれる新シーズンまでに完成予定だ。
今季もすでに4試合を開催しており、1月には開幕からの5連敗を止める初勝利を収めたほか、2連覇中のBL東京、強豪の東京SGを破ったのも同スタジアムだった。4試合計2万2000人の観衆を集めており、大橋GMも「縁起のいいスタジアムになった。(ファンの)ノリがいい。ビックリした」と手応えを口にした。
チームは3季務めたキアラン・クローリー・ヘッドコーチらスタッフと、16選手の退団を発表済み。チーム関係者によれば新ヘッドコーチも外国人指導者を本線に選定中で、8月にも新体制を発表予定だという。新シーズンの目標を問われた大橋GMは、「プレーオフに進み、そこで1勝を挙げて4位が目標」と語るとともに、事業面でも「ホンダは高い目標を設定する(のが企業文化)。1試合平均1万人のお客さんに来ていただけるように努力したい」と声を大にした。
